初めて会社員になる君へ#4-2お誘い

仕事絡みの人からのお誘いに対応する為に必要な最初の視点は「誘う側の動機」でした。それを考える事で、そのお誘いの位置付けや重要度がわかります。

そして、もう一つの視点は「自分はどうしたいか?」です。日本人、日本語はいかにも曖昧で、曖昧の海に浸かっていると「自分がどうしたいのか」すらわからなくなることがあります。

誘われた時に自分がどう感じているか、そこを感じ取ってみるとよいでしょう。「いいなー」と口では言っていても、自分は実際どう思っているのでしょうか。

「行きたい」なら参加しましょう。「嫌」ならやめときましょう。「どっちでもないけど、ちょっと面倒くさい」のか、「嫌なんだけど、行ったほうがいいかな」とか、費用もちゃんと考えましょう。自分が想定している以上の思わぬ出費があるかもしれません。

仕事をしっかりこなしている限り、業務外のお誘いは全拒否でも問題ありません。「付き合いの悪い人」と思われるだけです。そうなるのが楽な場合もあります。やりたくない事をする必要はありませんし、一度参加して「やっぱり楽しくない」のであれば次から参加しなくても構いません。

就職と同時に一人暮らしを始めた場合、実家暮らしの時に比べ、支出が急増します。バイトの手取りより、給与の金額は大きいかもしれませんが、自由になる金額は少なくなるでしょう。学生感覚で交遊していたら、破綻&借金の最悪のスパイラルに突入します。

適正な頻度、不安なく遊べる金額、楽しいと感じるお誘いだけを受けて、社会人1年目を気持ちよくスタートさせましょう。

次は新社会人が陥りやすい「カードの罠」を取り上げます。

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