この曲をつくったときの記憶がまるでない。いつ頃にできたのかも思い出せない。4年前の日付をファイル名に付けたデモ音源が残っているから、たぶん、その少し前くらいだろうが。
韻を踏みたい曲だということはわかる。そして、おそらくそれだけだろう。しかし二回目のサビは少し仕事が甘く、「戸惑ったよ」「だねって」「危険」は母音がずれている。今回の録音で書き換えてしまおうかとも考えたが、聴いていて違和感はないため、よしとした。むしろ、揃え過ぎないことで安定感が生まれている面も、たぶん、ある。
全然覚えていないのに、実は長い間この曲が一番といってもいいくらい気に入っている。サビの詞は恋の描写になっているのかな。「バカにしてもらえばいい ゆかいならばちょうどいい」って、いいな。この曲自身について言っているのかも。そのくらい客観的に聴ける、だからいいのかな。
ちなみに、ミュージックビデオは先に公開した「やだな」と、なんとなく対になっています。今度は 4:3 のスタンダードサイズ。1440×1080 。