虹霓

朝も夜も、長袖を着ていても寒く感じるようになってきて、秋が深まるのを感じると同時に冬の予感がしてる。

今日愛犬がしんだ。

明後日には卒業制作の中間発表、明日なんてそのパワーポイントの期日。なのに何も手がつかなくて抜け殻になってしまった。どうせ何もしないなら、とお風呂に入り湯船に浸かりながらnoteを書く。

今朝はとくに息が弱いなと片隅に思いながらあたまをなでて、駅前のカフェへ作業に出かけ、昼過ぎに家族から電話がかかってきた。嫌な予感がした。
電話を切っていつも通りバスに乗って帰ろうとしたが、違うと思ってタクシーに乗った。
昼にタクシーに乗ったのは食中毒になった時以来だったな。

今日だけは出かけるべきではなかったと思う。
あとの祭だけれど。

それでも、彼はこの家で幸せに生きてくれたのかなと望んでいる。

私はとても幸せだった。たくさんの幸せをもらった。
いつもおかえりをくれたし、泣きながら帰ればそばに来てくれた。わたしが日々を生きる上でとてもとても大切な存在だった。ほんとうに貰ってばかりだったかもしれない。大好きだった。
もう全部過去形だということが悲しくて、顔を近づければ嫌がって起きるんじゃないかとまだ思ってしまう。
ずっと大好きだ。


虹を上手に渡れたかな?好きなもの美味しいものいっぱい食べてほしいな。幸せにたのしく暮らしてほしいな。幸せな生に巡り会えていてほしいな。
明日はちゃんとありがとうを伝えてお別れしてきます。


14年の感謝を添えて。

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