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トロント留学終了!

前回のnote投稿からまた1ヶ月ほど経ってしまいました。
1週間ほど前に無事カナダ・トロントから帰国して、1年間のトロント留学が終了しました。

機内から東京タワーを見たとき、まるで夢から覚めたような不思議な感覚になりました。
トロントで生活していたのは紛れもなく現実なのですが、その期間がまるで夢だったのでは?と思うほど、カナダで過ごした1年が盛りだくさんであまりにも濃かったんだと実感しました。

シェアハウスを出発する間際、予約していたUberの運転手がなかなか捕まらないというプチトラブル発生でバタバタしたのと、久しぶりに大荷物を抱えてのフライト、トランジットがあるなど緊張要素が多く、経由地のシカゴに着くまでは留学が終わる感傷に浸る暇もありませんでした。シカゴであとは日本行きの飛行機を待つだけとなった時にじわじわと日本に帰る実感とトロントを出てしまった寂しさを感じました。

4年前に留学を決意したものの途中それが中断した時期もありました。中途半端で帰国したのでなかなか進路を変えて先に進むことができず、2年待ち、まだコロナの不安が残る中、昨年留学に行くことができました。当初考えていたプランから変更しての再挑戦となりましたが、振り返れば内容も期間やタイミングも全て良かったと思います。たくさんの経験と出会い、そして海外での一人暮らしを経て、今回の留学で吸収した全てのことはこれからの私の人生において財産になると思います。

留学を通して気づいたこと

  1. 相手を理解しようとする姿勢が大切
    コニュニケーションにおいて、英語が話せる以前にどれだけ相手に興味があるかということも重要だと思いました。どれだけ変な文法や発音で話しても、お互いが相手を理解しようとする姿勢があれば、コミュニケーションが取れることを実感しました。

  2. 自分を律することができるかがカギ
    留学は基本的に一人で行うので、日本と異なり人の目が少なくなります。家族や近しい人たちの目がなくなった時に、自分の判断基準が重要になってきます。自分が何のために留学やワーホリにきているのか、優先順位を考えると自ずと取るべき行動が見えてくると思います。

  3. 留学生活を活かすも殺すも自分次第
    学校やエージェントは海外に行く機会を与えてくれただけです。その場所でどんな経験ができるか、するかは自分次第だなと思います。常にアンテナを張り情報収集をしたり、周囲に発信しておいていざとなった時にチャンスを手にしたり、やり方次第で充実度が変わってくるなと感じます。

留学を通して得たこと

  1. "海外に住む"という選択肢
    海外での生活を知ることができ、今後の選択肢の一つとして、海外生活を視野に入れられるようになりました。今後どうしても海外で生活しなければならなくなった時、知っていると知らないとでは飛び込む時の不安度も変わると思います。

  2. 度胸
    相手に助け求められない場面も多いので、チャレンジ精神に加えて、失敗しても良いからやってみるぞ!、とにかくこの状況を打破するためにやらなければ!という気持ちが持てるようになりました。

  3. 英語でも情報収集
    今までは日本語だけで検索し情報収集をしていましたが、今は英語で資料を読むことにも抵抗がなくなったので、日本語で検索して納得いく結果が得られなかった時、英語で調べてより多くの情報を目に入れられるようになりました。

  4. タイムマネジメント術
    学校・アルバイト・家事を同時並行で進める必要があるため、1週間の予定やその日の予定を組むのが上手くなりました。

留学を通して感じたこと

1年間海外で過ごせば、良いことだけでなく、大変なことや驚くこともありましたが、総じて楽しく充実した留学だったと思います。
SNSを覗けば、向上心があり異国の地でとても頑張っている方達を見かけるので、上を見たらキリがありませんし、やり残したことがないか聞かれれば、まだまだ欲が出てきますが、とにかく1年やり切りました。
そもそも留学に成功も失敗もないと思っています。留学すること自体が"良いこと"ではなく、その機会を無駄にせずに自分がやりたいと思ったことを全力でやることが重要だと思います。自分が満足できたらそれで花丸!、自分がある部分に満足いかなければ努力を続けるだけだなと思います。

また、どんなことも一人でできないことを再実感しました。自立(律)した生活を送らなければならない一方で、学校や職場、プライベートでも助けてくれる人や日本から応援してくれる人がいることで、乗り越えられることもたくさんありました。

なにより、コロナの影響で一度留学を中断した身としては、1ヶ月、2ヶ月…1年とトロントで生活できたことがとにかく嬉しかったです。
実際1年間生活してみて、トロントは移民が多い都市なので、多くの人からそれぞれの英語を理解しようとする姿勢が感じられて、英語学習者としてはありがたい環境でした。また、臨機応変な優しさに遭遇する場面も多く優しさに溢れていると感じられました。公共交通機関がたまに全く来ないなど日本では考えられないことがあったり、治安の面でも日本とルールが違うこともあり、怖いなとかヒヤっとすることに遭遇したりもしたので、常に危機意識を持って生活しなければならないと感じ、平和ボケを正す期間となりました。どちらも実際に住んでみないとわからないことなので、経験できて良かったです。

最後に

空港でチェックインやイミグレを待っている間にお話しした方々がいました。1年前は恥ずかしくて声もかけられなかったけど、ちょっとした質問や会話から順番が来るまで話が続けられたことにささやかながら1年の成長を感じました。見知らぬ人と英語で会話できることをここまで楽しく感じたことはありませんでした。と言っても、英語の成長に終わりはないので。これから先まずは日本で再度働く予定ですが、英語はずっと改善していきたいなと考えています。
今回の留学でたくさんの素敵な出会いがありました。たとえ彼らと簡単に会えなくても、SNSやオンラインを通して繋がりを保ち続けることはできます。そのためには英語を忘れるわけにはいかないし、将来的にビジネスで英語を使いたいとも考えているので、日本にいても英語力を向上できるように頑張っていきたいなと思います。

今までのnoteはカレッジの授業風景などをまとめてきましたが、これからは気になったこと、私が発信したくなったことをゆるゆると発信していきたいと思います!
長文をお読みいただきありがとうございました。

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