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戻ってきた、カナダ・トロントに!

昨年3月から6月までほぼ毎日投稿を目標にしていたnoteも3日坊主ならぬ3ヶ月坊主となり、そこからパタリと書かなくなり眠らせていました。

本来noteを始めたきっかけであるカナダにこの度戻ってきたので、ゆるく再開していきたいなと思い、この記事を書いています。
今回は留学を再度決めてから渡航までを書こうと思います。

留学の目的

noteを書いていなかった期間は、カナダへ再留学のために動いていました。
昨年の夏、中途半端で止まっている留学をどうするかじっくり考え、やっぱり留学に行きたい!と思い本格的に動き始めました。
私の留学の目的はこちらです。

1. “英語で”何かを学びたい
2020年の留学の時から、英語を学ぶのではなく、英語で何かを学びたいと思い、語学学校→カレッジへという流れを思い描いていました。
英語という一つのコミュニケーションツールを使って、英語以外のことを勉強してみたいと思っていました。

2.海外での生活経験
また私は、海外の生活を経験してみたいと思っていました。私の父が長いこと海外で生活していたこともあり、日本以外の国で電車に乗ったり、スーパーで買い物したり…そういった生活経験を海外でもやってみたいと思っていました。

3.英語への抵抗感を減らしたい
中学から英語の授業を受けていたものの英語を話すことに抵抗がありました。実は中学2年生の時に、イギリスに初めて海外旅行に行きました。お店でオレンジジュースをオーダーした時、3回言っても聞き取ってもらえず、ついにメニューを指差してオーダーしたという苦い思い出があります。今思えばもう少し大きい声ではっきりと伝えればよかっただけのことなのですが、そこから少し英語を口に出すことに抵抗感を感じるようになっていました。今は、英語を話してみたい、話せるってかっこいいな、いろんな国の人とコミュニケーションをとってみたいと思えるようになったので、この機会に英語への抵抗感を減らしたいと思いました。

上記3つの目的を達成するには生活に慣れる必要もあるので、期間は1年ほどが良いなと思いました。

なぜこの時期なのか?


コロナの波もまだ収まらない中でなぜ決断したかというと、コロナがいつ終息するかわからないのと、”20代のうちにやりたいことをやっておきたい”という考えからです。
2020年は全世界が入国規制を強化しました。2021年はまだビザ発給に時間がかかったり様子を伺っていました。しかし、終息まではまだ時間がかかりそうなもののカナダは少しずつ入国規制を緩め始めていました。完全終息を待ちたいと思っていたもののそれがいつ訪れるかわからない状況ならば、少しでも行けるチャンスができたタイミングで行こうと思いました。
また、挑戦したいと思った時から人は何にでも挑戦できるとは思いますが、20代が一番自由に自分のお金と時間が使えると思っています。
そして、将来は日本に戻って仕事をしたいと思っていたので、このタイミングで渡航しようと決断しました。

じゃあ何を勉強する?


語学留学にするか、直接カレッジに行くか考えて、後者を選択しました。そして、ここまで決めてから留学エージェントを探しました。
5社ほど留学エージェントに連絡しました。同じ内容のメールを送って比較しました。ただ学校に関しては、ITで1年のCoop留学というと学校が限られてくるようで、最終的に全てのエージェントが1番に挙げた私立カレッジを選択しました。
この学校のITプログラムは、デジタルマーケティング、データアナリティクス、サイバーセキュリティの3つです。私は未経験であるもののずっと気になっていた”デジタルマーケティング”を選択しました。

留学が決まった!その次は…?


さて、学校とコースが決まった次は...そう、英語力の向上です。
カレッジ進学を決めた時に圧倒的に足りなかったのは英語力、それもアカデミックな。
カレッジは語学学校と違い、入学日がある程度決まっているので、どれかの月に照準を合わせる必要があります。デジタルマーケティングの入学月は1月、5月、9月となっていたので、私は2022年5月に目標を定めて、カレッジの提携校である語学学校のPathwayプログラムをオンラインで4ヶ月受講することにしました。(この時、2021年10月下旬)
実は、2020年に通っていた語学学校のプログラムもずっとストップしていただいているのですが、こちらの学校はカレッジとの提携校ではありませんでした。
提携校だと、その学校のレベルがカレッジの入学要件に適応されているケースが多いです。反対に提携校でない場合は、IELTSやTOFELなどのスコアを提出する必要がありました。昨年の8月からIELTSの勉強を始めましたが、到底間に合いそうになかったので、リスクマネジメントとして、私はPathwayプログラムを選択しました。
足りない英語力はオンラインで補い、トロントに着いてからはカレッジで勉強するようにしました。

Pathwayプログラム


オンラインなので時差を考慮して3クラスありました。私は日本時間の朝に受けられるクラスを選択しました。ここで私はレベル4を卒業する必要がありました。
クラス構成は、8割南米(主にコロンビア、ブラジル)、2割アジアでした。年齢は20代後半から40代後半といったところでしょうか。
レベル1から6まであり、1つのレベルは8週とされていました。(レベル6だけ12週だったかな)2週間に1回リーディングとリスニングのテストがありました。
私が最初入ったのはちょうど真ん中のレベル3。周囲の積極的な発言に最初は圧倒されましたが、徐々に慣れて、ふるい落とされないように1日1回自分から発言することを目標に授業に参加しました。
4週間ほどで先生が上のクラスに行っていいよと言ってくれたので、私はレベル4に進みました。
ここからが大変。レベル3と4の壁が高すぎました。レベル3まではどちらかというと語学学校に近いような文法、リーディング、リスニングをやっていました。
レベル4からはもうアカデミック!!取り扱う内容もアカデミックになるし、IELTSのようなエッセイを突然書いて!とか、毎週プレゼン、スピーチ、ディベートのどれかをしていました。リーディングのテストは金星がどうのとかシナプスがどうのとかいう専門用語たくさんの文章。(それも長い!)リスニングは聞いた文章と書いてある文章が同じで空欄埋めてね的なものから、1分半くらいの内容を1回で聞き取り、自分で内容を理解して、メモの穴埋めをするなどなど...レベル3とあまりにも違いすぎて笑いました。笑
でもグループディスカッションはとにかく楽しかったです。例えばスラム街の話でも、日本人と南米人が捉えるスラム街の印象が異なり、国の背景の違いで捉え方が変わるんだなと実感しました。
四苦八苦しながらもなんとか期間内にレベル4を修了しました。(2月中旬)

Pathwayプログラム卒業から渡航までの間


Pathwayプログラム終了から渡航まで時間がありました。5月まで全く英語を話さなくなるのが怖かったので、ストップしていた語学学校のオンラインコースをスタートさせて、3ヶ月弱は一般英語コースを受けていました。
このコースは4つのスキル(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)を満遍なく鍛えるクラス、文法、コミュニケーションの3つのコマがありました。
特に楽しかったのがコミュニケーションの授業。少人数で、グループワークとプレゼンが毎週あるので、スピーキングがたくさんできて、充実感を得ていました。また先生がセンテンスエラーを毎回直してくれるので、自分のミスに早く気づくことができて、次の授業で改善ができました。

いよいよ渡航!

授業を受けながらビザ申請をして、渡航に必要な書類を準備しました。
私が渡航した4月28日時点で入国に必要だったのは下記の書類などです。
・2回以上のワクチン接種証明書
・Arrive CAN(カナダのアプリ)のレシート
・ビザ関連書類
・入学許可証
直接カナダに入国する場合、72時間以内のPCR検査が不要、ArriveCANへの自主隔離先住所の登録免除など、少しずつ渡航規制が緩和されている印象でした。
ただ私は、1ヶ月ホームステイ先にお世話になる予定だったので、少しでもホストファミリーの安心材料になればと思い2日前にPCR検査を日本で受けてから出発しました。

ちょうど4月末から成田ートロント間の直行便が復活したということもあり、私は直行便でトロントに入ることができました。
入国審査までは比較的スムーズだったものの、ビザ発行のため2,3時間待つこととなり、結果的に午後4時30分に飛行機が到着して、空港を出たのは午後10時30分頃でした。ホームステイ先に到着したのは午後11時30分過ぎ。
5時間以上空港で待ったのは初めての経験でした。
ランダムで行われるPCR検査に引っかかることもなく、無事にホームステイ先まで辿り着くことができてホッとしました。

長くなりました。
到着して2週間、いろいろと忙しい日々を送ったので、またその内容も書き留めていきたいと思います。
よかったらまた読んでください!

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