【詩】先に何もない道で出会う全ての物
道の先には何も無い。
単行本7巻完結ぐらいじゃないと読む気が起きない人間と普通の人間の狭間で、歩く。
白いブドウが消音しながら鳴いている。
世界に気を遣ってるのかな。
ワタクシ白いブドウなんかが鳴いていたら他の大事な声を邪魔するって思ってるのかな。
可愛い。
とても可愛いよ。
僕より可愛い。
道の先には何も無かったが、道の途中には極太の漢方薬があり、噴水にまぶして健康が散らばる姿を見る。
じっと見る。
じっと。
じっと。
卒塔婆を箒代わりに跨いで空を飛ぶ。
卒塔婆か