【短編小説】センチメンタルをタイムカプセルに埋めて
私のこの気持ち。
死にたくて苦しくて悲しくて怖くて辛いこの気持ち。
君に、タイムカプセルに埋めたら?って言われた。
意味がわからなかったが、ノートから破った紙にこの気持ちを書いて、公園まで行ってスコップでかなり深くまで掘って、紙を埋めた。
帰り道に、こんなことして何かになるかなって思って、家に着いてしばらくしたら、むずむずして、むかむかしてきた。
私の気持ちが遠くに行っている。
私とくっついていない。
そんな距離の離れた私が居る違和感。
むずがゆい。イライラする。
君にその事