西正寺-復元2

まちが自分の一部になる

お久しぶりです。インターン生井口です。

今回は、最近よく聞かれる「どういう経緯で尼崎ENGAWA化計画に入ったのか」についてお話ししようと思います。

私が尼崎に行くようになった最大のきっかけは、卒業研究です。
卒業研究で「お寺のことを調べたい」と漠然と思い、尼崎市のお寺・西正寺さんにお伺いをしました。
ちなみに藤本さんに初めてお会いしたのはもう少し後、カリー寺の会議の時でした。

カリー寺でも現地調査させてほしい、と藤本さんにたのんだところ、「いいけど、ボランティアスタッフもやって。あと他のボランティアスタッフのひとと関わってね」と言われたのを覚えています。この時が初めてのイベントボランティア、自分と年代や生活が全然違う人と話すのもほぼ初めてで、「楽しい」というよりは「驚き」って感じでした。

そののち、インターン制度発足の際、藤本さんに誘われました。
今いるほとんどのメンバーのように、自分から参加した、というわけではなかったんですね。この時は、「別にイベント運営とかしたいわけじゃないけど、研究進めるうえで役に立つかもやし入っとこ」という気持ちでした。

ここからカリー寺の会議にコンスタントに参加することになり、また他のイベントなどにも積極的に参加することが増えました。
そこで感じたのは、「ここには今まで会ったことのない、まちと密につながっている人がたくさんいる!」ということでした。

私は建築・都市計画専門なので、都市という大枠からコミュニティを考えることしか今までしてこなかったのですが、
いろんな人がいるからコミュニティがあって、まちができている
ということを尼崎ENGAWA化計画を通して学びました。

このことは私の研究にも影響を及ぼし、たくさんの人にインタビューをさせてもらい、切り口がざっくりとした「お寺」というよりももっと細かい「お寺と人の思い」みたいなことにシフトしていきました。

そして、こののち私は「たくさんの人に、まちをもっと楽しいと思ってもらいたい」という気持ちからプロジェクトを作るのですが、この話はまたこんど。

さて、
https://www.facebook.com/events/2070849413215770/
来る6月10日(月)19:00~21:00
尼崎の浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺において、私の卒業研究の発表会をさせていただきます。
わたしにまちの面白さを教えてくださったたくさんの方々に、感謝の気持ちを伝えたいです。
どうぞよろしくお願いします。

井口


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