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男子バスケW杯、日本vsカーボベルデ戦、スポーツバーにて観戦(9月2日)

いや〜、ほんと、勝てて良かった。
今回に関しては内容はしゃーないと
思います。とにかく勝つという
分かりやすい結果のみが求められた
W杯順位決定戦の最終戦。終盤には
これまでの日本代表のような
浮き足だった展開になったけど、
それでも何とか踏みとどまって
勝つことが出来ました。地上波
中継されてるんであんまり勝ち確な
点差だと盛り上がんないっしょw

ま、それは冗談として、今回
このような結果になったことに
関しては、原因はローテがロクに
組めないぐらい主力と控えに
能力差があり、ホーバスHCが
控え選手を信用出来なかった事が
招いた展開だったんじゃないかと
思います。本当にギリギリ。特に
ディフェンスの強度とローテーション。

一般にこういう球技だと得点の
多い選手に注目が行きがちだが
試合の半分はディフェンスの時間帯
である以上、ディフェンスが機能
しないと試合にならない訳です。
そういう意味で1,2番は別として、
3-5番のフロントコートが、
ジョシュ・ナビ・吉井の3人を常時
出しっ放しにしないと成り立たない
状況だったのが終盤に脚が
残らなかった理由。好調な時に
突き放したいという心理も分かるけど、
リードを広げた2Q終盤と、出来れば
3Qの中盤に、川真田などの控えを
入れてローテさせてジョシュやナビを
休ませるべきだったと思う。馬場は
おそらく怪我で調子は上がらなかったん
だろう。だから吉井が4ファウルに
なった際に馬場ではなく本職2番の原を
入れざるを得なかったんだろうと思う。

とにかく今の日本人でフロントコートを
まともに守れるのはジョシュ、ナビ、
吉井だけ。吉井に得点力は望めないし、
ナビも本来は3&Dの選手なので得点
少ないのは致し方ない。ジョシュは
もう本当に立派。これでナビや吉井の
得点が少ないことを叩いてる阿呆
連中はマジであたおかですよ。
ここが生命線だから。

4Qは本当にヤバかった。けど、何とか踏ん張った。

正直言ってバックコート陣の
ディフェンスはキツい。富永のDの
下手さばかり言われるけど、富樫も
比江島も全然だよ。それでもそこと
代えて西田を出せるかと言われたら、
それはもっと厳しい。西田は
国内ではオールラウンダーだが、
海外代表レベルになると全部が
どっち付かずということになる。
これは国内では鍛えようの無い部分。
だからせめてガード陣は得点で
チームに貢献しないといけないし、
そういう意味で今日は河村も富永も
それなりに仕事をしたと思います。
特に富永、前日までの不調が
あったので、今日は行けるんちゃう
かなと思ってて、まあこれで何とか
借りは返せたんじゃないかな。

チームとしての課題は山積みだと思う。
でも、チームとして勝ち切る、勝者の
メンタリティに近づくことが重要なので、
大きな前進をしたW杯だったと思う。
全敗がデフォだったアンダードッグが
ここまでリカバリーしたんだから、
非難の言葉なんか無視していい。
とにかく今日は喜んで、出突っ張りの
選手たちはちゃんと身体をケアして、
次はパリ五輪に向けて動き出してほしい。
その前に、リーグ戦で怪我しないように。
特に負担の酷かったホーキンソンと
渡邊は万全のケアと休息を。無理し
過ぎる性格だろうから、周りのスタッフが
ちゃんと手綱を引くこと。ただ今はほんと、
おめでとう、そしてありがとう。

(9/26 追記)
FIBA公式Youtubeチャンネルに
試合のフル動画上がってました。
以下に動画のリンク貼ります。

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