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「常連さん」が破壊する「いのちの電話」

1度は耳にされたことがありますか?

いのちの電話…

死にたいくらいの不安…絶望…

そんな、極度の不安から解放されたい人にとってはなくてはならないセーフティネットです。

「いのちの電話は繋がらない」これ常識です

試しにかけてみて下さい。

私も一度かかるまでかけてみました。

1000回に1回、いや、もっとかからないんじゃないかな?

宝くじの末等が当たるよりも
パチンコの確変がくるよりも

いのちの電話に繋がる方が低確率です。はっきり言います。

たぶん、かからなくて自殺を遂行してしまった人もいるでしょうね、きっと…

痛ましいです。

何故かからないのか?

1つは、自殺願望を持った人が多すぎるということがあります。

自殺願望といっても人それぞれです。

死にたい気持ちに、軽い重いなんてありません。比べられません。

その人にとっては、毎日が「死にたいくらい」辛いのです。

そうだとは思うのです、はっきりと。

しかし、ある問題もあるようです。

それは、

頻繁に電話を利用する人、いわゆる

「常連さん」の問題です。

自殺願望はその時のものじゃないのかな?
継続的なこともあると思うのですが、

毎週とか、どうなんでしょう?

その人が死にたい、あるいは、死にたいくらい、とおっしゃるなら、それは事実なのでしょう?

しかし、中には、明確に死にたい気持ちを言わず、相談員と話したいだけの人もいらっしゃるようです。

一日の出来事を話すだけの人、他愛のない話をするだけの人…

悪いことに、それを相談員も自覚している場合もあります。

しかし、かかってきた以上は、無碍に断ることもできないのが現実です。

しかし、数ある自殺相談のサイトや、団体の中には、履歴を保持して、

できるだけ緊急性の高い、初めての人の話を聞こうとしてくれている団体も存在しています。

かかってきた相談が、いつもと同じ人のいつもと同じ世間話でも、聞いてあげるのか

心を鬼にして、2回目3回目の電話には、切る対応をするのか

どちらが良いとは、私にはわかりません。

しかし、世間話や、なんとなく落ち着かないからとか、誰かの声を聞きたいだけ、とか

そんな電話は自殺と関係あるのでしょうか?

世の中には、ほんとに切実に、自殺願望で悩み、誰かの助けを必要としている人がいるのではないでしょうか?

ただ、自殺願望者の対応をする、これだけのスタンスでは、

本当の問題解決にはならないです。

各団体の今後の動向を注目していきたいです。

私が今、表現できる限界を見ていただけたら幸いです。ご期待に応える努力を惜しみません。よろしくお願いいたします。