見出し画像

【発注者】1級土木施工管理技士(経験記述)2次試験対策その2

たぬ吉の土木講座

経験記述の問題で「工事現場における施工管理上のあなたの立場」を記載する箇所があります。
施工管理(請負者の立場での現場管理業務)
・工事係
・工事主任
・現場代理人
・主任技術者 など
施工監督(発注者の立場での工事管理業務)
発注者側監督員

経験記述の問題で「実務経験として認められる工事種別」は次の工種があります。
河川工事、道路工事、海岸工事、砂防工事、ダム工事、港湾工事、
鉄道工事、空港工事、発電・送変電工事、通信・電気土木工事、
上水道工事、下水道工事、土地造成工事、農業土木工事、森林土木工事、公園工事、地下構造物工事、橋梁工事、トンネル工事、鋼構造物塗装工事、薬液注入工事、土木構造物解体工事、建築工事、
個人宅地工事、浄化槽工事、機械等設置工事、鉄管・鉄骨工事
です。詳細は「一般財団法人 全国建設研修センター 1級土木施工管理技術検定 第二次検定 受験の手引き」で確認してください。

実際の問題で解説していきます。

あなたが経験した土木工事の現場において、その現場状況から特に留意した品質管理に関して、次の設問1、設問2に答えなさい。

(1)工事名
(2)工事の内容
  ①発注者名
  ②工事場所
  ③工期
  ④主な工種
  ⑤施工量
(3)工事現場における施工管理上のあなたの立場

次に解答例です。

①   工事名 :土木工事以外の記載不可。例えば建築工事や造園工事など
②   発注者名:●●県〇〇市〇〇部土木課 など
③   工事場所:正確な住所を番地まで記載するようにする。〇〇県●●市〇〇町〇〇番地
④   工  期:契約書に記載されたものを書く。令和〇年〇月〇日~令和〇年〇月〇日
⑤   主な工種:例題で記述できる工種を選択。コンクリート工、路盤工、舗装工、法面工、管渠工 など
⑥   施工量 :工事で発生した施工量を記述する。擁壁工〇m、コンクリート打設〇m3 上層路盤A=〇m2 アスファルト舗装A=〇m2 ひび割れ補修工〇m など
⑦   工事現場における施工管理上のあなたの立場:発注者側監督員

この問題は、自身が経験した現場についての工事概要を覚えておけばよいです。次回は、私が実際に受験したときの記述について解説します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?