“ハーフエルフ“のエルロス
本名:エルロス・ヴィーザル
種族:ハーフエルフ
称号:レンジャー
遥か極寒の地で北方の野人と北の森のエルフの間に生まれたハーフエルフ。
父親が天寿を全うした後は母親の故郷である北の森で伴に過ごしてはいたが野人たちとは違いエルフ社会では御多分に漏れず奇異の眼に晒され疎まれて母親の愛情と幼少期を野人たちと過ごした記憶があればこそ彼を辛うじてではあるが捻じ曲げずに成長させた。思春期に受けた迫害は其の頑なで他者に対して不信感をあらわにする性格が物語ってはいるがノームの魔術師アッカ曰く「皮肉屋な発言とは裏腹に根は優しく愛情に飢えているだけ」らしい。
母親を残し北の森を出て放浪の旅を始めてからは持ち前の体格と弓の腕前で生き抜いていたがエルフにも人間にも馴染めない彼がミンガリルの地下迷宮に安息を求めたのは冒険者たちが父の故郷と同様に其の腕前さえ確かであれば出自を問わず仲間として受け入れてくれるからであろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?