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アジャイルリーダーシップを実践する

こんにちは。天野です。

最近は組織をアジャイルにするために何ができるか考える時間が多く、ふと思い立ってアジャイルリーダーシップを再読しています。

最初に読んだ時も良い本だと思いましたが、読み直しても色々感じるところがあります。今日は、自分がアジャイルリーダーシップを実践するということについて書いてみます。

構造を整える

文化はマインドセットと構造からなる二枚貝のようなものだと書かれています。

一 Zuzana Sochova. アジャイルリーダーシップ 変化に適応するアジャイルな組織をつくる (Japanese Edition) (Kindle Location 2774). Kindle Edition.

そして、こちらの記述が目に止まりました。

マインドセットの転換に成功すると、既存の構造にプレッシャーがかかり、構造を変えるエネルギーが得られます。一方で、変化に対応するために既存の構造を変えるしかない場合もあります。例えば、コンポーネントチームからクロスファンクショナルチームへの変更などです。構造が窮屈すぎるとマインドセットは育ちません。

Zuzana Sochova. アジャイルリーダーシップ 変化に適応するアジャイルな組織をつくる (Japanese Edition) (Kindle Locations 2773-2777). Kindle Edition.

これは本当にその通りだなと感じます。自社においては、マインドセットはある程度進歩している一方で、旧来から続く構造・プロセスが文化の発展を妨げているように感じていました。

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ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。