女性声優(中の人)絵にこだわる理由について

はじめに(注意)


読んでて不快に思う人もいるかも。
ってかほぼ確実にいます。
不快に思わせてしまうかもしれない人
→ライブのレポート絵とかを、
そのキャストが演じているキャラクターに
変換して描いている方、
およびそれを楽しまれてる方。


先に謝っておきます。ごめんね。

直接的なディスとかではないし、特定の誰かって言いたいわけではないので、あ~そういう考え方もあるんだ、まあ俺(私)は気にしないけど、ぐらいに思ってくれたらそれが一番良いです。

もちろんこの注意書き見てそっとブラウザを閉じるでも良しです。


単刀直入に結論から書きま~す!

でも見出しだけ見てなるほど理解したって閉じるぐらいなら本文も読んでけ


①なんで中の人絵にこだわるの?

結論:ライブやイベントに立ってくれているのはキャラクターじゃなくてキャストだから

もうこの記事の9割終わった

いやほんとに9割終わったんだけどさ

これ以上説明する必要あるかってぐらい
ど直球なんですけど、これには私が
そもそも女性声優大好きってのがあるんですよね
悲しい性(さが)だね……

ここで自己紹介を挟みます

まず私が女性声優を好きになったきっかけ、

「けいおん!」なんですよね。
なんなら百合を好きになったのもここからだからけいおんに全部狂わされたと言っても過言ではない。好きなCP、律澪でした。

今の高校生とかだとたぶん見た事ない子の方が多いのかなって思うんだけど(そもそも私の世代でもそんな多くはない気がするんだけど)、
女子高生が軽音楽部でバンド組んでイェ~イ!って話です(最悪の紹介)。

アニメ放送当時(2010年?)はそりゃ~~~~~~もう社会現象だった。
サブカルチャーは今の方が圧倒的に一般人にウケてるので、
今の時代が指す「社会現象」ってよりはもっとひっそりしてたけど。
でも当時のオタクならほとんどの人間が観てたんじゃないかな
知らんけど(責任放棄)

けいおん!が売れた理由のひとつに
「曲が良かった」っていうのが大きく貢献していると思うんだけど、
当時のアニメの曲って今聴くとウワ~~~~~~平成初期の電波曲~!!みたいなのが多くて、
ぶっちゃけ聴いててちょっと恥ずかしくなる
感じのやつばっかだったんですよね。
曲調とかも然りだけど、なんか間奏に台詞入ったりとかさ。
(ちなみにシャニの曲でそういうのに近いのは小糸ちゃんのソロ曲です。聴くと懐かしくなってしまう)

そんな中で、けいおん!は結構ガチガチにバンドサウンド!って感じの曲を出してきたもんだから、そりゃもう売れに売れた。
アニソンって今こんななの!?
みたいな感じだった。
今聴いたらまあアニソンなんだけど、
当時からしたらかなり本気で音楽やってんじゃん……って感じだった。
未だに好きなポイントとして"けいおん!の曲はちゃんと作曲者とかの名前がキャラクター名になってる"ところが挙げられます。秋山澪………………

で、問題なのはライブなんですよね。


なんとけいおん!くん、楽器触ったことがない女性声優にも
キャラクターと同じ楽器、演奏して歌ってもらうから!^^
スタンスで来た。
(確か寿美菜子ちゃんがピアノやったことある~ってだけであとの4人は全員ズブズブの素人だった…はず?間違ってたらごめん)

そもそも声優って声の演技ができればそれでいいはずなのに

……
触ったことがない楽器をこれのためだけに……?
う、歌いながら……?
しかもウン千人とかの前で………?気が狂っとるよな。狂っとる。

でもやり遂げちゃったんですよね、けいおん!のキャストたち。
当時私は小4とか小5だったし、周りにけいおん知ってる人もいなかったから
ライブなんかには当然行けなかった。けどラジオとかですごく頑張ってるの聴いて、うわ~声優すげえなって思った記憶はめちゃくちゃある。

で、これをきっかけに
キャラクターにはちゃんと声を、魂を吹き込んでくれている人がいるんだなって感じて女性声優が好きになった。
…という思い出(?)でした。

時は現代(2022年)へ

今の声優ヤバいですよね。声が良くて、歌も歌えて、ダンスもできて、
顔が良くて、バラエティも出来て。なんならライブとかほぼ生歌。

そこらのアイドルよりすごいのでは…?って本気で思ってしまう。
(アイドルdisではないです。乃木坂ちゃんとか好きです)

以前、
田中有紀(たなか・ゆき)さんと丸岡和佳奈(まるおか・わかな)さん
(宣伝を兼ねてフルネームにしています)が番組で
"声優"という仕事について話してたの聞いてああ……そっか…そうだよね………ってすっごい思った部分があって、

・「アニメの仕事があれば台本読んで分からない言葉は調べる、
 知ってる言葉でも正しいアクセントを逐一調べて仕事に臨む」

 (この"正しいアクセント"っていうのが結構厄介みたいで、日常で
使ってる言葉でもそっちが正しいんだ!みたいなのがすげ~あるみたい)

・ライブがあるならボイトレ行く
・ダンスレッスンもする
・家に帰ってから振り付けの復習する
・ライブに欠席者がいるなら覚えた振り付けから
 少し変更した振り付けを覚え直す
・覚え直した振り付けをまた復習する
・次のレッスンのために予習する

仕事量ヤバすぎない????????????????????????

いや、そうだよね、そうなんだよ、確かにライブやるようなコンテンツならそうだし、私自身歌って踊る女性声優にすごい弱いからあれなんだけど、

仕事量ヤバすぎない????????????????????????

しかもそれでたった1コンテンツの仕事って
そういう歌って踊る系コンテンツ掛け持ちしてる声優どういうこと????意味が分からない マジで 割に合ってなさすぎる

そんでこんなに頑張らせておいて売れなきゃコンテンツ終わりでーすなんて
当たり前だし、いくら歌やダンスが上手くたってアイドルじゃなくて
声優である以上アニメに起用されなきゃ終わりだし、
あまりにも過酷すぎないか……?

わたし仕事におけるマルチタスクが本当に嫌い
(仕事1個終わらせたら次の仕事来る方式じゃないと気が狂いそうになる、 同時にいろんな仕事任せんな)(社不)なんですけど、
声優なんてマルチタスクの鬼じゃんね。

なんか昨日~今日あたり「声優業界」ってワードがトレンド入ってて不穏な感じだったけどそりゃそうでしょうねって思っちゃうよね…

それはさておき、
アイドルの魅力のひとつに「応援したくなる感」っていうのがよく挙げられてる感じするんだけど、それ見てから
私が歌って踊る女性声優に弱い理由も
まさにほとんどそれなのかなってよく思うようになりました。

前提として頑張ってる人が好きなんだけど、歌って踊るって「頑張ってる」のが目に見えて分かるからたぶん直撃を食らいやすいんだろうな…って
つい最近自己分析が完了したところです。

で、話を最初に戻すと、

ライブやイベントに立ってくれてるのはキャラクターじゃない。


ステージに立つための歌、ダンス、身体の管理とかの
努力をしてくれてるのは紛れもない声優さん自身で、
その努力に対しての「ありがとうございます」の意味
私は絶対に中の人をキャラクターに変換しないで描くぞ、って
ずっと思ってます。たぶんこれは今後も変わりません。


②キャラクター変換絵のことどう思ってんの?

正直苦手でした。でした(過去形)(重要)!

手前の章を読んだ人なら分かるだろ?私がなんで女性声優が好きかって……

別に
キャラクターに変換→中の人の努力に報いてない!とか思ってるわけじゃないんだけど、なんかね、なんだろう、
ずっと苦手だったんですよね。

特にMCとかさ、例えば「キャラクターがMCをやってる」って体で台本が
あって、それをキャラに置き換えるレポとかなら気にならないんですよ。
でも大体のMCはキャラじゃなくて、声優として
喋ってるわけじゃないですか。
それをなんでもかんでもキャラにするのは……ねえ…?って思ってた。

私が声優のライブによく行くようになったのはラブライブ!(μ's)からなんだけど、
まあ~~~今も昔も変わらず、キャラ変換レポは死ぬほどあった。
見かけるたびにウーン?って思ってた。
5年以上はウーンってしてた。

シャニマスくん(のキャスト)さあ~~~~~~~~~~~

ちょっと頑張りすぎなんよ

もうお分かりですね?
このウーンがシャニマスくんによって過去形になってしまったこと………………

散々初心者アピしてますが、
私はシャニ単独イベントはムゲンビートが初めての参加でした。
単独じゃなかったら、9月のCDTVライブでノクチルと放クラを浴びたのが
初めてのシャニライブでした。
なんてったってちゃんとハマってからまだ3か月経ってないので…
(以前からのフォロワー全員、私がシャニにハマる様を「転げ落ちる」って表現してくるの草なんですよね。スピード感を表現するために口裏合わせてます?)


そしてむちゃくちゃ楽しかったムゲンビート


どんぐらい楽しみにしてて、実際どんぐらい楽しかったかって
一カ月で100枚以上絵描いてるのが何よりの証拠です。
俺カイリキーだったのかもしれん
レポ絵まとめたやつ宣伝しちゃお!


カイリキーはさておき、
シャニのキャストによるキャラクターの実在性、ヤバいっすね。
これ語り出すと推し(田中さん)の話しかしなくなってしまうので
アレなんですが、一挙一動がほんとにキャラクターでやばい。

自分の絵挟んですまん



MCで喋ってる内容以外全部キャラじゃん………っていうのが多々あって、
特に分かりやすいのが
・田中さん(ぴょんぴょこ)
・磯部さん(爆跳ね)
・菅沼さん(ダウナー)

あたりかなって感じました。もちろん他のキャストもね。
(ノクチル・放クラ・アルストはすまん、単独現場ではまだ見てないから
ノーカンにして……)

(ババアの昔話)
ラブライブ!のキャストもね、すごかったんですよ、実在性。
髪型なんか本当にまんまだったし、応援してた当時はライブで
完全にキャラクターを幻視してた。これは今でも自信を持って言える。
なんならファイナルライブのMCで「(キャラ)役の、(声優)でした!」って挨拶する人と
「(キャラ)と、(声優)でした!」って挨拶する人がいて後者にすっごい感動した記憶もある。

けどシャニがそれを超えてきてしまった。

結果、私の中でずっと築き上げてきた「ライブに立ってるのは
キャラクターじゃなくてキャスト」っていう信念みたいなものが
結構崩れた。

ステージに立ってるのはキャストなんだけど、
ちゃんと「〇〇(キャラクター)役」として立ってるんだなって
めちゃくちゃ感じた。いやこれは全部のコンテンツそうなんだけど。

なんならこの駄文を書くにあたって、お風呂入ってるときとかに
真剣に自分の信念みたいなものについて考えてみたんですが、
”キャラクター役"として出てるわけだし、声優さんたちも
キャラを幻視させるような立ち居振る舞いをしてくれるから、
もしかしたら"キャラに見えた(からキャラに変換する)"って
言ってもらえる方がうれしい声優さんもいるのかもな
~…って
初めて思った。

でも、さっき書いた
"ステージに立つための歌、ダンス、身体の管理とかの
努力をしてくれてるのは紛れもない声優さん自身で、
その努力に対しての「ありがとうございます」の意味
私は絶対に中の人をキャラクターに変換しないで描くぞ"、っていう
私のこだわりも別におかしくない(両立する)よな、って感じた
(ただキモい声豚なだけなんですが…)。

ので結果ライブレポ絵をキャラに変換してても、
それは声優さんたちの努力が実った(?)結果なのかな~なんて
思えるようになりましたとさ。
ハッピーエンドじゃ~ん!

……それではみなさん
よいシャニマスライフを~!


※でも長い間凝り固まった状態だったので
やっぱMCはちょっと気になってしまうってことだけ……
全部受け入れられるようになりました!って言うとそれは
自分に嘘をついてしまうことになってしまうので……

ただこれは本当に私がただただキモい声豚だからってのもあるし、
キャラ変換=悪というわけでは全くないので、
みんな好きに描いてくれたらいいんじゃないですかね。

中の人絵が増えるととっても喜びます。
中の人描いてる人間まじで全員月給3億もらってください。
中の人はライブやるごとに10億もらってください。

久々に長時間キーボード打ったら首凝りやばすぎるのでしばらく文章は書かないと思いますが機会があったらまたなんか書くかもしれない。ちなみにこの記事は大体5000字みたいです(ここで4962文字)。
大学のレポートか?





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