パリの砂漠、東京の蜃気楼


金原ひとみさんが執筆された本です。



西加奈子さんおすすめの本ということで、読んでみました。




以下ネタバレ含みます。




こちら金原さん初めてのエッセイとのことでした。




確か、生きづらさを抱える人へのおすすめ本として西加奈子さんがご紹介されていたと思います。




私は本っ当〜に生きることが下手で、大体世間や他人とズレているので、もう絶対読もうと即手に入れました。笑



そして読んだ感想、



う〜ん、色々な人と人生があるなぁ〜〜




今時小学生でももっとまともなこと考えるわ、、って自分でも突っ込んだ。笑




金原さんの友人や娘さん、それぞれの思想も書いてあって、みなさんキャラクターがとても濃い!




いやきっと、普通の人でも中身が濃い薄いとかなくて心を許した人には個性を出すし、今回のエッセイでは金原さんの捉え方と伝え方がやはりうまくてそう思えたんだとはわかるけど。




自由に生きている人、悩んでいる人、そつなくこなす人、そして苦しむ人。




私も20数年生きてきてそれなりに色んな人に会って、人生を知ってきたけれど、本当にみんなそれぞれの個性があって考えがあって、全然違うなと常々思ってた。




そして私はその度に自分と相手を比べて死ぬほど羨ましくなって、何回自分自身を辞めたいと、もう終わらせて欲しいと願ったかわからない。



だけどこのエッセイでは、金原さんは相手と自分を比べることは多少していても個人の線引きはきちんとしていて、苦悩しながらも冷静に自分を観察して受け入れていた。




苦しいけど楽しいことや幸せはあるし、明日はやってくるし、人生は続いていく。



そしてそれはどの人でも同じで、偶然電車で隣に座ったあの人もアプリゲームをしながら明日の不安を抱えているかもしれない。





そんな当たり前のことを今までよりぐっと身近に感じられたのは、金原さんが書いたこの本だからだと思う。





本当に自分まで胸が苦しくなるくらい感情が伝わる文章で、難しい単語もたくさん出てきたのにすごく心に入ってきた。





私は今のところそこまでの自己受容はできない。



仕事を辞めて新しいことに挑戦し始めて数ヶ月、ようやく人生って楽しいのかな〜〜??



とうっすら見え始めたくらい。




いつか、自分の良いところも悪いところも客観視して受け入れて(もしくは諦めて)金原さんの様に様々な人とうまく付き合っていけたらいいな、と思った。



そしたらさらに少し、生きるのが楽しみになった(気がする)






この下も書いてたのに消えた!!最悪!




萎えたのでこのまま投稿します、、



とにかくみんなで自分最高マインドで生きていこうね、ってこと書いてました、そういうことで頑張っていきましょ〜〜




笑。









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