『プロメア』について

TRIGGER制作のアニメ映画『プロメア』はもう見ただろうか。まだ見ていない人はさっさと見に行ってほしい。ちなみに私は令和元年6月3日現在において既に2回見ているので全人類プロメア大好きランキングでかなり上位にいるはずだ。

YOUTUBEで公開されている冒頭アクションシーン内に、手足を凍結拘束されたマッドバーニッシュ幹部が画面外から文字通りスライドしてくる場面がある。私の好きな「キルラキル2話で割り箸人形劇みたいに皐月から流子にペラッと向き直る函館臣子」等を彷彿とさせるような、ちょっと気の抜ける表現は『プロメア』の中でも散見され、地上波のみならず映画の中でもそのテイストが保たれていてよかった。

TRIGGERは蓄積された省エネテクニック(本当は普通に動かすより手間だったらごめんなさい)を上手に差し込むことでテンションや作画に緩急からの怒涛の勢いを生み出しているのではないかと思っている。そういう意味でもまさにTRIGGER作品だった。