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雛祭り
🎶今日は楽しい雛祭りひな祭り🎶
えみちゃんと雛祭りをする事にしてあったので、国際交流フェスタで着物を着せたフィリピンのチャットリンさんと英語教室のゆかりさんもご招待する事になった。
ひな祭りの食卓を豪華に飾るちらし寿司!
なんてのが作れれば、「和食」文化を知らせられるのだが、真愛が作れるのは母が教えてくれた五目寿司である。
貧しい我が家でも、小さなお雛様を出し、菱餅を飾り五目寿司を作ってくれた。
だから、五種類の野菜が混ぜられた寿司ご飯に桜でんぶの乗ったものである。
厚洋さんが桜でんぶのご飯を懐かしがって、毎年よく食べてくれた。
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今日の雛祭りは、お寿司の飯台に大盛りでした。椎茸・油揚・人参・蓮根・隠元豆を煮て酢飯に混ぜるだけ。
散らすのは錦糸卵と隠元豆と桜でんぶ❗️
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さて、話は戻る。ちらし寿司の原型は、平安時代にお祝いの席で食べられていた「なれ寿司」の事である。
魚に米を詰めて発酵させた質素なお寿司で、
厚洋さんに言わせれば「飯寿司」なんだそうだ。
現代に引き継がれるうちに、具だくさんで彩り豊かで、どんどん豪華になって来た。
ちらし寿司には縁起のよい食材を用い、長寿や幸福を祈願する。
えびには
「腰が曲がるまで長生きできますように」、
れんこんには
「先の見通しがよくなりますように」
豆
「健康でマメに働く」
錦糸卵
「財宝が貯まる」
我が家の五目には、椎茸・人参・油揚・蓮根インゲン豆が入り、桜でんぶと錦糸卵が乗る。
菱餅の白・桃色・緑も木々の生命力を表していると聞いたことがある。
お餅を色付けるのにこの色が一番容易かったのかもしれない。
ピンクは「桃の節句」の感じがして可愛かったのかもしれない。いや、安かったのだ、我が家にとっては。
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はまぐりのお吸い物は、ひな祭りの代表的な行事食である。
はまぐりの貝が一対になっており、ほかの貝とはぴったりと合わないことに由来しているそうだ。
この特性が「生涯ひとりの伴侶と添い遂げる」の意味に通ずるという願いなのだ。
母がずっと続けてくれたお陰で、真愛は厚洋さんとずっと一生添い遂げることができた。
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はまぐりのお吸い物を盛り付ける際は、口が開いたひとつの貝にふたつの身をのせるのがならわし。
「仲のよい夫婦」を象徴し、良縁に恵まれると考えられている。真愛の場合は、身一つかな?
菱餅とはその名の通り、菱形のお餅。
下から緑・白・桃と3色の層になっていて、
"緑の新芽が
白い雪の下から芽吹き、
桃の花を咲かせる"
という情景を表現。
「緑=健康・長寿」
「白=清浄・純潔」
「桃=魔除け」を表しているのだそうだ。
もともとは古代中国の節句で食べられていた草餅。
その原料には「母子草」と呼ばれる植物が使われていたが、日本では「母と子をついて餅にするのは縁起が悪い」とされ、よもぎが用いられるようになった。
ひな人形に供えるお菓子と言えばひなあられ。
ひなあられは大きくわけて2種類あり、関東では砂糖でコーティングしたポン菓子。
関西では塩や醤油で味付けしたおかきが主流
ひなあられも「桃・白・緑」の3色か、「桃・白・緑・黄」の4色で色付けをするのが定番。
菱餅と同じ3色のひなあられは、"雪から新芽がでて花が咲く景色"を表し、4色のひなあられは四季を表しているそうだ。
どちらも「娘の健やかな成長を祈る」という意味が込められている。
雛祭りにひなあられを食べる風習は、江戸時代の「ひなの国見せ」という行事から始まった。
これは天気のよい日にひな人形を外に持ち出し、海や野山を見せてあげるというもの。
このときに食べるお菓子がひなあられだったことから、ひなあられが行事食になった。
ひなあられや菱餅と一緒にお供えをする白酒
上巳の節句で用意されたのは、桃の花を清酒に浸したお酒「桃花酒」が起源。
やがて桃の花の色を引き立てるために白いお酒に代わり、江戸時代には白酒を飲む風習が広がった。
一方、ひなまつりには甘酒を飲む風習もある。「白酒」を飲めない子ども用として、ノンアルコールの「甘酒」が嗜まれるようになったという。
桃の花を飾る由来
ひな祭りは別名「桃の節句」
これは桃の花に「魔除け・長寿」の力があるとされ、古代中国の節句で用いられていたため
また3月3日はちょうど桃の花が咲く時期でもあり、これらの理由から「ひな祭りに桃の花を飾る」という風習が定着した。
しかし、旧暦の3月3日なので現代では温室栽培の桃の花が出荷されてくる。
桃の花…3本500円だった。高い!
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ひな祭りに伝統料理を食べて幸福祈願!
ひな祭りは年に一度の大切な行事。
「お子さまのためにちらし寿司やひなあられな
どを用意し健康と長寿を祈願しましょう。」
と宣伝されていた。
真愛の母がしてくれたように、結婚してからもずっと続けて来た。
それは厚洋さんに感謝する日でもあった。
「真愛をお嫁さんにしてくれてありがとう!」
今日は、日本の食文化の素晴らしさを伝えられたら良いと思っている。
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料理に込められた意味も説明して、母から子、子から孫へと伝統を受け継いでいってくださいね。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります