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皐月鬱

皐月晴れの空。
  爽やかな5月の朝。
にも関わらず、鬱になりかけていた。
 原因は、勿論 新型コロナウィルス感染拡大防止のための外出自粛延長だった。

 昨年も5月の連休前に、ずっと一緒にいた厚洋さんが亡くなった事が受け入れられず鬱になった。そして、自分を鼓舞する思いで「生さだ」に投稿葉書を出した。
「この時期、いろんな辛い事が有るけど、絶対死んじゃダメだよー。」って書いて

 読んでもらった。
 投稿を始めて6ヶ月。
 結婚記念日の前日だった。

 今年も鬱にかかりそうだった。 
 新型コロナウィルス感染拡大防止のための外出自粛延長。
 更に、昨日庭掃除をしながら悩んだ。
「今、私は〝人の咲き終わり〟にいるのか?
 〝咲き盛り〟〝芽生え〟何処にいるのか?
 と、それは「躑躅の美しい盛り」を見ていた
 真愛が、「枯れ朽ち醜くなった躑躅」を見て
 自分に重ねてしまったのだ。
 そして、私は憂鬱になった。
来たぞ!皐月鬱だ!

 ところが、愛読するやひろさんのnoteを読んで「復活」→「皐月飾りが出来ました。」
 やひろさんのnoteの素敵な内容は
 憂鬱な予定が実際になるまで憂鬱は続く。実際になり実行している時は興奮状態(勢)でなんとかなってしまう。〝同感〟
 憂鬱な気分→その前後の自分の心の状態example
 痛みについて
 痛んでいる時は、何とか凌ぐ。
 ところが、過去の痛みを思い出したり、将来
 の痛みを思って不安になる。
 将来の不安なんて、問題が抽象的なうちは、
 対処法がない。
 そんな時、やひろさんは
 「今に集中する事だ。」
 「想像の中でモヤモヤするのではなく現実世 
  界に目を向ける。」
そして、最後に
 「よく分からないものに押し潰されない。」

素晴らしい論法だ。
 真愛の憂鬱の原因は、いつも「寂しくて不安な未来」だった。だから、やひろさんのnoteを読んで「よくわからない未来に不安を感じて押し潰されるなんてやめよう」と思ったのだ。

 そして、「今に集中すること」にして玄関のディスプレイを皐月に替えた。
 子どもの健やかなる成長を願う🎏端午の節句
今はよくわからない神や仏に未来を託してしまう真愛である。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります