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終わりの始まりでしょうか?

 7月1日。
 今日から、煽り運転厳罰化がスタート。
 レジ袋の有料化スタート。
 何方も良い事だと思うが、そうする事によって新しい問題も出てくる気がする。

 真愛のようなおばあちゃんは、よく煽り運転をされる。
 高速道路では、80キロ以上で走っている軽自動車なので、ちゃんと追い越して行ってくれる。
 しかし、一般道路での(田舎の道)の方が煽られる。TVの特集で「煽り運転の7割が一般道路」と言っていた。 
 若い頃は、やや飛ばし気味だった真愛も、年と共に道路交通法に従って転がすようになった。
 歳だけが理由では無い。13年前、制限速度30キロのところで、40キロを出して捕まった。10キロオーバーである。当時、20キロ未満は、許してくれるなんて言う噂もあったし、真愛の後ろの車は、真愛を煽っていたので40キロは出ているのに、真愛だけが捕まった。
「でも、後ろの車はもっと出てたはず…。」
と、文句を言ったのを覚えている。
 「なんでわたしだけ?」
と、理不尽さに腹を立てた。罰金を払い込むのにも悔しい思いをした。
 人のせいにして、違法行為であったことを棚にあげたのだ。
 それからは、法定速度で走っている。
 ところが、昔から使われていた田舎道には、「制限速度30キロ」なんで言う所が突然出てくる。毎日使っている真愛は減速するが、後続車は「オイオイ!」なのだろう。
 後続車は煽り始め、はみ出し禁止の黄色いセンターラインを追い越して行く。
 追い越した煽り車が「正面衝突事故」に合いそう(対向車にとっては、逆走車だ。)なったのを何度も見ている。
 だから、減速する時は後ろを確認する。
 後続車がいなければ法定速度にするが、イライラしてるよなと思えば、そのまま進む。これでは、真愛の車がスピード違反で捕まる。
 
 「高齢者の逆走」「急発進による事故」が問題になって、「免許返納」を大々的に取り上げていたが、今回の「煽り運転の厳罰化」でもっと窮地に立たされると思う。 
 田舎暮らしは、車の運転ができなくなったら「死」を意味する。病院に買い物にも行けなくなる。(まあ、通販で買えるし、リモートで受診できるが…。)
 要するに、国を造って来たお年寄りは、国民年金も掛かるので、早めにお亡くなりくださいって事だと思う。
 弱い人に優しくなんて言ってる政治家に
「この、大嘘つきやろう!」
と言いたいのだが、品が悪いので言わない。

 今日から、ノーレジ袋。「レジ袋の有料化」もスタートする。 
 雑学博士の厚洋さんは35年も前から、ゴミ処理について、その安全性の不安と自然破壊について語ってくれた。
「豆腐は、鍋を持って行って買う。
 醤油も瓶を持って行って量って買う。
 そう言う時代にいつか戻らなくちゃいけない
 でも、そう思った時は手遅れなんだろうな」
 真愛は、手遅れの時代が来たと思う。
 人間のエゴ(経済優先・楽優先)で壊して来た地球を「守ろう」ではなく、人間様の生活が危ういから「地球を守ろう」なのだ。
 具合の悪くなり始めた厚洋さんが亡くなる7年前に駅の階段を昇るのが苦しかった時に
「これが終わりの始まりでしょうか?」
と日記に書いてある。
 ノーレジ袋。
 終わりの始まりでしょうか?

 さだまさしのnew album「存在理由」の中に
「ペンギン皆きょうだい2020」
と言う曲がある。 

ペンギン皆きょうだいです
人間皆きょうだいです
生き物皆きょうだいです
それでちょっとお願いします
いーですか。
地球温暖化問題・世界中の紛争・差別区別・いじめ・飢え・暴虐・無関心・・・。
 お金が全てじゃ無いはず。
「私に出来ることを」
ちょっとだけ理解する。
     それ素晴らしいです。
あなた
ちから
貸して❣️
 
 全部載せると著作権問題もあるので、ほんの一部ですが、何しろいい歌なので聞いて。

 そして、ここが終わりの始まりにならないようにマイバッグを持って行きたい。
 ちなみに、真愛のマイバックは「ペンちゃんのお腹の中」に入っている。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります