子育てパニック すぐ休み
今年の始業式・入学式の翌日は土曜日、日曜日でお休みである。
入学式の後は「桜叩き」の大嵐だった地域も多いと思う。自然現象が、その後の一年を占ってしまうかのように、あまり良い天気ではなかった。
自然現象ではないが、今年の年度初めの曜日が気になっている。
企業や会社などの新入社員は、3日が入社式で、翌日から頑張って1週間働いた後、7日の金曜日あたりが歓迎会となり飲み疲れて8日土曜日は爆睡で起き上がれないのだろう。
疲れるほど一気に頑張ると、なんとか3ヶ月は持つ。
真愛の若い頃は、今のように転職を良しとしなかったので、
「石の上にも三年!」と称して、3年は我慢しろと言われた。
その前談として
「まず3日。
3週間。3ヶ月。3年!」
ということを言われ「嫌でも3日は頑張れ!」
3日もったら「3週間が節目で嫌になる。」
3週間続けられたら、
「3ヶ月でストレスが溜まる。」と言うのだ。
今思えば、なんとなくそのサイクルで、バイオリズムが動いた気がする。
真愛は、3年間の間に、人生のポイントを切り替えていった。
仕事の面白さと子どもの愛しさを経験。
大人の恋。失恋!
厚洋さんとの型破りな恋。
結婚。
仕事の面白さと希望が通らない妊娠期間
出産。
子育て…。
産休無しで復帰!
「ストレスです。」と感じる前に次のストレスが現れて、乗り越えるたびに強くなっていったと思う。側にいてくれた厚洋さんのおかげでもあるが…。
話は戻るが、新しい集団に入ると、まずは3日間でなんらかの心の変化があるのだ。
最初の日は、まあ、お客様である。
2日目は、仕事とのご対面となり、
3日目は、周りの人の動きも見えるようになり、自分の動きもちょっと落ち着く。
それを越えれば、3週間を過ぎるまでなんとか持つ。
教員社会は3週間後に連休に入って一息つくからだ。(ところが、この連休が曲者で、疲れた体に溜まったストレスが「休め!」より「辞めたい!」と呼びかけてしまうのだ。
だから、連休明けに辞めてなければ夏休みまで持つ。
夏休みが明けて、三ヶ月持ったらなんとか一年は過ぎてしまう。
2年目になれば、仕事の仕方も分かり後輩なんかも現れて、自分の居場所を見つけられる。
だから、初めの三日間がその集団に馴染むために結構大事だと言うことなのだ。
子育てパニックではないが、新入社員の皆さんは、その1番の3日間いや、5日間をクリアしたのだから…。
「よく頑張った!
2日間はゆっくり寝て、
また、月曜日から頑張って❣️」
と呼びかけたい。
ところが、今年の小学校は6日が始業式で、翌7日が入学式。
入学した子は、1日目で直ぐ翌日から二日間が休みになるのだ。
2日目の様子見の慣れが不安なまま月曜日まで持ち越されるのだ。
一番良いのは、入学式が水曜日で3日済んで疲れたところに土日が来るのが良いと思うが、今年はそうではない。
新入生はどんな思いでこの二日間を過ごすのだろう。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子はいい。
しかし、我が息子のように一人っ子だったり、長子だったら不安で迎えた入学式が終わり、「さあ、明日から頑張ろう!」
と思ったのに、2日も休みなんだ。
新入生にとっては、入学前も、入学後もずっと日常ではないのだ。
と言って、爆睡するほどの疲れではない2日目。
何をして良いかわからず、忘れてしまう4日目にまた、再スタートをする月曜日。
(だから、・・・するといいですよ。」と言う事もできず、このnoteを書きながら不安になった。
まして、しばらく(3年も)続いたコロナ禍も日常化して新スタートする。
マスクだけで生活してきた人間関係。
ウキウキだけではないのが、新入生なのだ。
と書きながら、新人ではなくても、ウキウキだけでは過ごせないこの一週目の「休み」
本人は気づかないで、極度の緊張をしている。もしも、あなたがその人の近くにいるのなら、小さな変化を見逃さず、
かと言って、見つけた変化を大ごとにせず、
その状態を認め、その気持ちに黙って寄り添ってもらえたらと思う。
不幸な未来を作り出すのもこの時期がスタートだと真愛は思っている。
直ぐ来た休み。
次1週間が頑張り通せるエネルギーの充電時間でほしいものである。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります