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梅雨の猛暑日に新札
異常気象である。
ニュースキャスターは、
「暑いです。
梅雨に入ったというのに300場所近くで
真夏日になりました。
ためらわらずエアコンをつけてください。」
と叫ぶ。
分かるが、電気代を払うのは真愛である。
しかし、ついに冷房をつけてしまった。
夜も熱帯夜だというので、冷房を付けて夏掛けを2枚にして、マスクをかけて寝る事にする。
しかし、何処のニュースも「異常気象です」
【人類が好き勝手にしたおかげで
地球が自然が怒っているのです。
CO2削減のために…。】
と言ってやりたい真愛だった。
これを書いたのは2024.6.24の事である。
その後、梅雨明け宣言がないままに土砂降りの大雨、警報が出るほどの豪雨が続き、晴れればそこら中で「熱中症警戒アラート」が鳴り響く。
今日は、2024年7月3日。
「日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一が描か
れた新1万円札」の発行が始まった。
1万円札の「顔」が変わるのは、1984年に聖徳太子から福沢諭吉に切り替わって以来、実に40年ぶりだという。
面白いニュース番組があって、40年前に焦点を当てて、その頃の「気象状況」を知らせていた。
物凄い変わりようだった。
その頃は、猛暑日が東京で3日だった。
確かに息子が6歳の頃は、教職員住宅の3階に住んでいたのだが、扇風機だけでエアコンなんて使ってなかった。
(エアコンが無かった。)
暑がりの厚洋さんは、お行儀が悪く短パン一枚でウヰスキーを飲んでいたが、真愛も拓君もお風呂上がりにちゃんとパジャマを着ていた。
夜も網戸にしておけば快適に寝られたようだ。いや、眠るまで団扇で扇いであげた記憶もある。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146088864/picture_pc_3b52f9b3f5b618185d37bac593f5da79.jpg?width=1200)
40年前は、猛暑日なんて名前もなかった。
この猛暑日。
明確な規定がされていて、気象庁では最高気温が35℃以上になれば猛暑日。
30℃以上35℃未満であれば真夏日という。
この猛暑日という言葉は、2007年まで気象庁が用いる予報用語には存在していない。
梅雨はあったが、梅雨の合間に猛暑日や真夏日のような日はなかった気がする。
一万円札で聖徳太子が見守ってくれていた頃は、もっと夏が「爽やかな?」夏だった気がする。
だいたい、真愛が小学校の時は夏の夜蚊取り線香をつけて窓を開け放って、団扇で扇いでいた。
夏休みに帽子をかぶって外に出ても、今のような蒸し蒸し感がなかった。
夏至の午後だったと思う。
影ふみには最適な日だったと思うが、太陽のギラギラは感じたが、刺すような暑さではなく、纏わりつくような嫌な暑さではなかった。
当然、台風は来たが、「線状降水帯」が停滞して豪雨警報なんて感じの雨は降らなかった。
夏の夕立の後、美しい虹が出るのを何度も見たことがある。
最近は虹も見なくなった。
梅雨の猛暑日に新札が発行された。
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「渋沢栄一さん。
貴方が素晴らしい人だというのは、某国営放送の大河ドラマでしっかりと確認しました。
しかし、あまり良くない日に出ていらっしゃいましたね。
円安で最悪な時期ですし、年金暮らしの私には物価高で生活困難な毎日。
更に、エアコンつけてもシャワーを浴びても、電気代もガス代も高くて衛生的で健康な生活が送れない日々。
(基本的人権が守られていない現在です。)
貴方のお顔を見ていると、どうもこれから良い世の中が来そうに思えないのです。
渋沢さん。
渋い顔をしてますね。
お札の顔は、免許証と一緒で笑ってはいけないのでしょうが、それにしても…です。
40年で世の中大きく変わりました。
出来ればここで心機一転としたいところなのですが、渋沢さんは渋い顔。
お願いですから、私があなたにお会いした時はちょっとでいいから微笑んでくださいませんか?」
と書いていくうちに気がついた。
聖徳太子はスマートなイケメン。
福沢諭吉は賢そうで健康志向。
渋沢栄一さんは、ちょっと糖尿ぽいのが気になるのだ。
明日は、各地で猛暑日になるという。
今年も猛暑日は60日近くになるらしい。
お金がなくても住みやすい気候だったらなんとか生きていけるのになぁ…。
渋沢さんには暫くお会いできなそうだ。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります