どんど焼き

地域行事の「どんど焼き・左義長」に行ってきました。
人付き合いが下手な厚洋さんが、唯一自分から参加し役員も引き受けた「若駒会」が復活させた行事です。
協調性がなく職員旅行にも行かなかった彼が、準備の竹切りやお宮作りにいそいそと出かけて行ったのは、この地域の男たちが彼のありのままを受け入れてくれたからと思います。
今夜も人の温かさに包まれたひと時でした。

火の祭りです。
竹の破ぜる音・天に向かって立ち昇る炎。
「厚ちゃん。見えますか?
 今年も貴方の好きだったこの地に春が来ます。」
炎の向こうに小さな星が輝いていました。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります