![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84066440/rectangle_large_type_2_3a28dd9c1c10de9950a26572d6970428.jpg?width=1200)
嬉し恥ずかし
一昨日は、最上川の反乱に始まり、さまざまな地点で洪水・氾濫・の報道がされ、地球温暖化の影響だと感じている。
自分が自分がという人間《真愛》の欲が招いたことだと痛感する。
我が家の周りにも数個の雷が落ちたらしい。いかづちといって、天の神様が起こっていらっしゃるのだ。
そんな日に、このnoteに「コメント」を寄せてくださった方がいる。
その方は、真愛のnoteも良く読んでくださっている。
その方のプロフィールを見ると、なかなかの社会的地位も高く、文才もある。見るからに恰幅の良い方なので、(こんな偉い方に「スキ」なんてされて「恥ずかしい」と思っていた。)
最初に「スキ」を頂いた時に、我が街の高校の出身であることを知った。
(そうなんだ!
むかし、何処かですれ違っていたかも
しれないわね。)
とドキドキ、ワクワクしたのを覚えている。
この小さなスマホの中に、沢山の地域の方々がいらっしゃるんだと思ったのもその時だ。
おばあさんになったので記憶が定かではないが、以前の記事にコメントをくださり、
真愛の思いを的確にまとめてくださった方だとも思う。
恰幅の良い・哲学的な思考・優れた文才。
写真だけではお年もわからない。
(私よりも年上かしら、素敵な方に読んでもらえて嬉しい。)と思っていた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84070266/picture_pc_b96cfe4ba41426c81c31699d52b5a1ac.png?width=1200)
傘をさした赤い三日月が出た翌日。
「プロテストソング」という記事に
「そんな先生に教えてもらった歌が、
今でも心の中で火種になっています。
朝の学活で、うちのクラスだけ違う唄を
歌っていたこと。
今でも誇りに思っていますよ。
1974年に10歳でもらった火種。
今でも焔をあげています。」
とコメントを頂いたのだ。
「やっぱり?!K君だったのね。
立派になって…。」
と涙が出た。
コメントを頂いたことではない。
最初にスキを頂いた時から、その方の名前が初任の頃の教え子さんの名前に似ていたので、気になっていたし、胸の内で
(ひょっとしたらね❣️なんてないか?
真愛の教え子さんは、みんな真愛を超えて
立派になっているが、
この方のように出版したり、
大きな賞を取ったりと活躍されている方
はいないもんね。同姓同名!)
と妄想する自分を笑っていた。
だから、「先生に教えてもらった…。」で、10歳の時のK君が目の前に現れたのだ。
ちょっと小太りで、正義感のある。理屈っぽくって賢い男の子だった。
「思いやり」っていう学級目標を掲げて、学級旗に赤と青の手形を押して、ぐちゃぐちゃになりながら学級を作っていく真愛の助けをしてくれた男の子だった。
将来は、議員さんか社長さん?なんて思うような頼もしい男の子だった。
48年も会っていない。
その子が突然現れて、真愛が尊敬する文筆家になっていて、
「火種は、今でも焔をあげています!」
と言ってくれたのだ。
恥ずかしいやら
嬉しいやら
言葉足らずの真愛には、ボロボロ泣くしかなかった。自分の思いを言葉にする力がないことが切なかった。
見つかった言葉は
「真愛は、幸せ!」だった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84070051/picture_pc_fc3f3592b7bd6f744c43413f75478762.jpg?width=1200)
高度成長真っ只中で育った子どもたちだ。
我が街に製鉄所が作られて、前へ前へと進んでいった時代の子たちだ。
それでもまだまだ山の中の学校。
平屋建ての木造校舎。
冬の薪ストーブ・真夏の草取りだって平気でやってくれた子たちだ。
短大出立ての新規採用教員20歳!
(誕生日前だから…。若いな!)
そんな教員のやりたい放題に付き合ってくれた子であり、手助けをしてくれたK君なのだ。
なんと、お礼を言ったら良いのだろう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84070821/picture_pc_4c8d15863f1ca9e9f7dc512c66805739.jpg?width=1200)
身勝手な真愛が教師という権力を振り翳し、この子たちの人生の中の大事な一年を潰してしまったかもしれない、無駄にしてしまったかもしれないと何度も思った。
それが、「火種がまだ焔となって燃えている。」と言ってもらえたのだ。
それも、素晴らしく成長したK君に…。
K君が立派になったのは、彼自身の力であり、彼に関わったすべての方の良い影響を彼が窮したことであるが、そのほんの一瞬の関わりを持てたことが真愛の誇りになった。
しかしだ。
知らないで書き殴っていたnoteを思い出すと、本当に「赤面の至り」である。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84071671/picture_pc_72d0c04ff784229c04d210536cbd6335.jpg?width=1200)
コメントに「スキ」すれば良かったのだろうが、それだけでは真愛の気が済まなかったので、申し訳ないが公共?の手段を使ってnoteに書かせてもらった。
いつもありがとう。
素敵な人に育ってくれてありがとう。
とってもとっても嬉しかったです。
世の中不安で異常ですが、くれぐれもお身体大切にご活躍ください。
山の中の片隅で、心から応援致しております。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります