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鏡開き
きゃー❗️今日は「鏡開き」の日だった。
と言うことは、「松飾を外さなくちゃ。」と朝から大騒ぎ。
昨年は落ち着いて、我が家の鏡開きについてこのnoteに書いたのに、1年経ってすっかり忘れていた。
正月飾りは松の内の終了と共に外すのは分かっていたのだが、その松の内が曖昧になって来てしまった。
松の内の期間は地域によって異なり、12月13日にはじまり、関東では1月7日まで、関西では1月15日とされている。
(これを去年noteに書いたのだ。)
かつて、小学校の始業式が8日だった頃は、七草粥と松飾を外す日が一緒だったので忘れなかったが、週休2日になり始業式もバラバラになってからは、15日の成人式に外していた。
ところが、祝祭日が「なんちゃらマンデー」になり7日も15日もぐちゃぐちゃになった。
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もう一度「鏡開き」について調べてみると、
【鏡餅は鏡開きの日に下げ、
開いて食べます。
鏡開きの日は関東では1月11日、
関西では1月15日となっています。』
だそうだ。
が、最近ではカレンダーにも1月11日と記されていたり、全国的に11日に行う家庭が増えていると記されていた。
特別1月11日・111の日語呂合わせはない。無理して覚え込むために
【塩の日】であることも書き添えておこう。
1569(永禄11)年、
武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知り、この日、1月11日・111の日に越後の塩を送ったとされている。この話が、「敵に塩を送る」という言葉のもととなったのは、多くの方がご存知のこと。
さて、日は、はっきりした。
鏡餅を開くときは刃物を使うと縁起が悪いとされているので、木槌や手で開き、生のお餅の場合、飾っている間にカビが生えて食べられなくなってしまうことがあるが、捨てずに1月15日頃に神社で行われるお焚き上げにもっていくと良いそうだ。我が家は、貧しかったので、隙間風もビュンビュン入って来てカラカラに乾燥し、ご丁寧にヒビも入るから手で開けた。
鏡開きとは、お正月の間に年神様の依り代として飾っておいた鏡餅を下げていただく儀式のこと。
年神様の宿る鏡に見立てた餅を開くことで年神様をお見送りし、さらにお餅を食べることで年神様の恩恵を体内に取込み、無病息災を願うのだ。
鏡餅を開いて年神様の恩恵をいただき、力を授かる。神様の神通力を頂くのだから、そりゃ丁寧に扱わないといけない。
鏡開きは、包丁で切ってはいけない。刃物使用禁止。これは、刃物を使ってお餅を切ることは、武士にとっての切腹を連想させた為、神様の依り代であったお持ちに刃物を向けるのは縁起でもないからといった理由だ。
このため鏡開きではお餅を「切る」「割る」とは言わずに、「開く」という表現が使われるようになったと言われる。
日本の言霊文化は素敵だが、難しい。
お祝いの会は「終わり」ではなく「お開き」
そうそう、結婚式の樽酒を開けるのも
「鏡開き」だ。
更に、日数が経過し、固くなった鏡餅を食べることで歯固めと言って、丈夫な歯で長生きできるようにと言う意味もあるとか。
開いた鏡餅は、手で食べやすいサイズに分け、細かくなった欠片も捨てないように気を配る事。
最後に開いた鏡餅【陣痛力】を残さず頂いて鏡開きはお開き❣️
年神様にお供えしたものを下げていただくことを「お下がり」と言い、「誰かのお古をいただいたときに「お下がり」という言葉の語源となったそうだ。
また神様への供物を下げて一緒にいただくことで、恩恵や力を授かる儀式を直会(なおらい)と言うそうだ。
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バタバタとお正月飾りを外した。
下げながら、イベントの後片付けみたいで大変だと思ったし、「さあ、お正月も終わり、浮かれてないでちゃんと生活しなくっちゃ!」と思えた。準備も大切だが、後始末はもっと大切なのだ。「終わり」ではなく、次への「スタート」だから。
我が家のお鏡餅も下げた。
「さあ、鏡開きをしてお汁粉❣️」と裏をバリッて開いたら、説明書きが入っていた。
【食べてこそのお供え餅】
鏡開きは、旧年の無事を神様に感謝しながら、
神様に供えたお餅を頂く儀式です。
餅を食べる者には、力を授けられると言われて
います。つまり、飾るだけでなく食べてこそ、
お供え餅本来の意味が深まると言うことです。
1月11日は、鏡開きです。
今年一年の健康や幸せを
心からお祈り申し上げます。】
切り餅が三枚入っていた。
『鏡餅三昧』である。賞味期限は4月30日。
「マルシン食品株式会社」の「福ふくもち」
なかなか面白い会社だ。
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というわけで、お汁粉にして頂くのだが、お昼にいつもの喫茶店で「きのこスープスパ&リゾット」を美味しく頂き、更に
「ワッフルが焼き上がりました❣️」
と聞いたので、
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↑結構大きい苺ワッフルも食べてしまった。
健康を願っている割には、不摂生な食生活になってしまうことになる。
明日は、プールで100メートルほど長く泳げばいいかな?
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります