MAAちゃんパニック糖化
✔️朝食をほとんど取らない。
⬜︎食事の際はまずご飯から
⬜︎野菜をあまり食べない
✔️つい食べ過ぎてしまう
✔️甘い物や清涼飲料水をよく取る
✔️早食いである
⬜︎加工食品をよく食べる
完全に糖化が進行中。いや全力疾走でおばあさんになってると思う。
糖化って、気持ちが甘っちょろくて、病気になると分かっていても、「辛抱できません。」って好きなものを食べてしまう。
心まで糖化してしまった真愛が、今、パニックになっている。
ホットケーキの美味しそうな焦げ目は、材料に含まれる糖とタンパク質がくっついたものに熱が加わって焦げたため。
この焦げ状態が糖化。これが体の中でも起こっている。糖化は、体のおこげ!
ここまでは、さほど驚かなかった。
【糖化は老化を促進する】
この言葉に愕然とした。
糖化したタンパク質は時間が経つとAGEs(終末糖化産物)姿を変える。このAGEsが細胞や臓器に炎症を誘発して劣化させ、老化を促進させるのだそうだ。
AGEsは、糖化によって生成される最終的な悪玉物質で、一度蓄積されると容易に体外に排出されない。たんぱくしつの一つであるコラーゲンが糖化されると皮膚や骨・血管にAGEsが蓄積されるという。
皮膚細胞がAGEs化するとタルミやシワ・シミ・薄毛などが多い老け顔になるのだ。
他にも、心臓病・高血圧・骨粗鬆症・アルツハイマー病・白内障など老年病を発症しやすくなるという。
真愛なんて、高血圧だし、白内障も手術したし、もう体中が糖化してるのだ。
更に、慢性の高血糖が続く糖尿病では糖化が進みやすく、AGEsが大量に生成蓄積される。最終的に、網膜症や腎症などの合併症を引き起こす。
糖尿病のHbA1c値は糖化の程度を表しているのだ。真愛は、先月これが↑になってしまった。真愛の血中ヘモグロビンというタンパク質がブドウ糖と結びついて糖化したもの。
ギャァー!糖化だ。
老化だ!
たとえ短時間であっても、食後の血行値の上昇は多くのAGEsを生成するし、高血糖状態が長時間続く場合も、もちろんAGEsは生成される。
酸化と糖化で人間が歳をとるのは当たり前なのだが、その速さがAGEs生成と大きく関わってくるのだ。
おばあさんの真愛は、焦った。
「このままの生活をしていたら、
人より早くもっとおばあさんになるぞー!」
糖化に抗う事はできないのだろうか。
糖化を促進しなければ、「弛みや皺が出来にくい肌でいられるだろう」「骨のコラーゲン線維での糖化が少なければ丈夫で折れにくい骨になるだろう。」「血管だってコラーゲン線維でできているので、AGEs化しなければ、しなやかで弾力のある血管になる。そうすれば高血圧にもならない。」「脳障害は、アミロイドβというタンパク質がAGEs化して、脳の神経細胞を害し、認知機能の低下を引き起こすのだから、糖化しなければいい!」
みんな、AGEs化しなければ、おばあさんでも赤いマスクをしたら「お姉さん」と呼んでもらえるかもしれない。
抗糖化生活1
《血糖値を上げない食生活》
⭕️適正な栄誉絵バランスで食べる。
糖化させたくなかったら、糖質を含む食べ物を避ければ良いと考えがちだがそれはダメ!
糖質はエネルギー源になる重要な栄養素なので摂らなきゃあかん!
1日に食事から摂取するエネルギーの50〜60%を炭水化物・糖質から摂る事が推奨されているそうだ。タンパク質は20%以下で、残りが脂質。
最近、タンパク質ダイエットでタンパク質の割合が多いなあ。
⭕️朝食は抜かず、間食はしない。
これができれば苦労はしない。
朝食を抜くとその分昼食でたくさん食べてしまうらしい。真愛の場合、16時間空けるダイエットもやったが、食べられる時間になると胃袋の皮が伸び切るほど食べてしまった。
腹八分が大事なのだ。
空腹状態の時に甘いお菓子を間食すると、糖質はすぐに吸収され血糖値の急上昇となる。
⭕️よく噛んでゆっくり食べる。
早食いは血糖値の急上昇。
満腹中枢を刺激するためにもゆっくり噛む。
⭕️GI値の低い食品を摂る。
GI値が低いという事は、血糖値の急上昇を防ぐという事。
玄米や全粒粉パン・蕎麦なんかがいいそうだが、たくさん食べて仕舞えば同じ事だ。
真愛の胃袋はカオナシぐらいでかい。
⭕️野菜から食べる。
まず、糖質の腸への吸収を穏やかにする食物繊維が豊富な野菜や海藻・きのこから食べる。
次に、肉や魚や大豆などのタンパク質のおかずを…。
最後にご飯やパスタなどの主食を食べる。
小学校の教員をやってい時に、給食指導で三角食べという食べ方をさせた。一つのものだけを食べるのではなく、パンおかず牛乳バンおかず牛乳のように順番に食べていたら、糖化してるんだぞー!
野菜→肉→ご飯って食べるんだったら、あの美味しいカツ丼はどうやって味わうんだ?
どうせもうお婆さんなんだから、丼物は上からザックリと丼のそこまで箸を刺しこんで食べたい。糖化なんていいか?
⭕️あまいものや清涼飲料水を摂りすぎない。
出来ない。
⭕️抗糖化食品を取り入れる。
ブロッコリースプラウト・玉ねぎ・マイタケ・桜海老なんかがいいそうだ。
これはやれそうだ。
抗糖化生活2
《生活習慣を見直して抗糖化》
🟣食後1時間以内に軽く体を動かす。
食事をすると血糖値が上がり、1時間後にピークを迎える。それまでに、体を動かして食事で取り込んだ糖をエネルギーに変えること。
🟣筋肉量を増やす。
体重の25〜35%を占める筋肉はその維持のために多くのエネルギーを使う。筋肉量を増やせば当の取り込み量も増え血糖値の低下になる。
🟣睡眠を十分にとる。
睡眠不足はストレス。
ストレスは交感神経が過剰に反応し、高血糖を引き起こすホルモンを分泌させるので、糖化する。
🟣サーガディアンリズムを意識する。
概日リズム。夜になったら眠くなり、朝になったら目が覚める。24時間のリズムが適正だといいらしい。
お腹が空いても、夜何かを食べない事。
寝ているうちにAGEs化されるそうだ。
🟣アルコールはほどほどに。
お酒にはAGEsは含まれていないが。肝臓でホルムアルデヒドという毒性物質に変わってAGEsを生成するそうだ。
🟣タバコを止める。
タバコの葉は緑なのに、ロングピースの中のタバコは茶色。タバコは製造過程で2回加熱しているので、糖化済み!
更に火をつけAGEs化して吸い込むのだから、タバコを吸っていると早く老けるぞ!
愛しい厚洋さんは、酒・タバコ。白いご飯が大好きで、早食いの大食漢。
それでも、70歳でも若々しかった。
なんでだろう?
身体中糖化していたはずなのに、
三食食べることと、おやつを食べなかったこと。ワカメや海蘊なんて海藻が大好きだったこと、玉ねぎ料理・マイタケ料理、ブロッコリースプラウトは毎日食べてた。
厚洋さんみたいに若くいたいな。
いずれあちらに逝った時、
「真愛?
婆さんになったなあ。」
って言われたくない。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります