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月食と信長 繋がりたい!
昨夜は、月と天王星の隠れんぼで、好きな人に無理矢理LINEを送って繋がろうとした。
真愛の知人はみんないい人なので、
(おいおい!おばあさんが月見て興奮してるよ
仕方がない。
世の中の人も言ってることだし、
442年ぶりで、322年後にしか見えない
んかい?
付き合ってやるか!」
と、月を見上げてくれたらしい。
🌖今晩は。
車で数十分掛かる場所、離れていても、
宇宙から見たら何でもない距離ですね。
だって、見ている月は全く同じ月だから🌖
と、詩人まどみちおさんのような返事をくれたり、
🌔 次回は多分見られないな。
皆既月食、スマホできれいに撮るには?
国立天文台が教える5つのポイント🌖
と、スマホで撮ろうって苦労しているだろう真愛を想像して情報を送ってくれたり、
🌔 我が家も時間を置いて観察しています。
間もなく全て欠けますね!🌖
とあちらの様子を送ってくれたり、
🌔 ありがとう🥰
私も、みてまーす。🌖
🌔おお!すごいね。🌖
🌔神秘的❣️🌖
🌔 ありがとう。我が家のベランダから
月の欠けぐあいをみました。
お互い皆既月食楽しみましょう。🌖
🌔今夜の月を楽しみましょー🌖
なんて返してくれた。
付き(月🌕)合ってくれたのだ。
通常のルーティンを掻き乱してしまって申し訳なかったと思う。
いにしえ人は、美しい月を見ても近くにいる人にしかその喜びを伝える事ができなかったのだろう。
文に認め📜送らせても、過去形でしか共有できない。
《明日の夜は満月です。
私はあなたを思って月を見ます。
あなたも私を思って月を見てくださったら
とても嬉しいです。》
なんて、和歌に託して紅葉に結び届けるのだろう。
いやいや、それも風雅なことで趣がある。
しかし、「442年前にも、信長君も見ていた天体現象である。あの時は、土星が隠れたのだが…。」なんていう情報はない。
寒くなるまで月を見上げた後、
(信長君はどんな思いで見ていたのかな?)
なんて思った。
(この2年後に本能寺で死ぬのだから、
なんらかの予感があったのだろうか。)
と、思って信長公記を読んでみた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90800441/picture_pc_a97b678fe06dd249e3a021702c161a1f.jpg?width=1200)
1580年に三法師が生まれている。
1月の光秀の茶会は6日と記されているのに、三法師の誕生月日は記されていない。
織田信長の嫡孫なのに、孫を抱いて可愛がる爺さんじゃなかったのかもしれない。
45歳の祖父さんは孫の誕生は気にならない。
だってその時は自分が天下布武の途中にいるのであって、ちゃんとその後に家督を渡す嫡男もいたのだから、まさか、2年後に死ぬなんて思ってもいなかった?
更に、武田と織田の政略結婚を考えていたが、自分の裏切りで、それは破棄された。
嫡男織田信忠は正室を武田の松姫に決めていたので正室がおらず、三法師は何人かいる側室のうちの誰かの子供であるようだ。
三谷幸喜の映画「清洲会議」では、三法師を担ぎ出して…。
と面白い話のネタになっているが、本能寺の変の時の嫡男には正室がいないということだ。
1580年三法師誕生と言っても、側室の子供では、信長公記に生まれ月日は載らないのだね。
だから、土星食のあった日には、濃姫と京都にいたということだ。
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また、その夜の天候がどうであったか分からない。雨なら見えないし、雲が出ていればまた違った夜空である。
ひょっとしたら、真愛が撮ったbutterfly moonだったかもしれない。
美濃から来たから「濃姫」だけど「胡蝶」だったかもしらないというのだから…。
「見ろ!
月が飛んでるぎゃあも!」
「美しい月で!
殿の先々に良き知らせが…。」
なんて話したかも。
能「敦盛」を舞好み、茶の湯を愛した風雅人の信長君ならば、観月の二人も想像できるし、地球儀を回し、マントを着ていた彼だから、きっと胡蝶さんの愛し方も素敵だっただろうと思って想像した。
しかし、なんと、妾が八人もいたとか
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木村拓哉君と綾瀬はるかさんと信長君・胡蝶さんがぐちゃぐちゃになり、ショック!
いったい私はなにを書こうとしているのか。
ため息😮💨
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信長君の話に戻ると、
1580年7月2日、安土城で本願寺の使者と朝廷の勅使を迎えている。
その後、
1580年7月14日、信長が上洛、翌月まで滞在したことになっている。
ということは、皆既月食は京都で見ていたことになる。
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赤銅色になった月の裏から、可愛い天王星が「終わりだよ!」
って顔を出した。
地球のまわりには大気があり、太陽光が大気の中を通過する時に波長の短い青い光は空気の分子によって散乱され、大気をほとんど通過することができず、波長の長い赤い光は散乱されない。だから、光は弱められながらも大気を通過する。
夕日が赤く見えるのと同じ理由だ。
また、大気がレンズのような役割を果たし、太陽光が屈折されて本影の内側に入り込み、このかすかな赤い光が皆既食中の月面を照らし、月が赤黒く見える。
1580年、信長の君も胡蝶さんも一緒にこの色の月を見ていたと思いたい。
「不思議な色だぎゃも!
ありゃ!
消えた⁉︎(不吉な事が起こるやも…。)
いや、平穏のため焼かなくては。」
「殿。美しい月が天中に輝いております。
どんな事があっても、
ふたたび巡りまする。」
2022年、愛しい厚洋さんはあちらで一緒に見ていたかもしれない。
地球はいっときも休まず回り続けている。
過去と未来を繋ぎ合わせて、人と人を繋ぎ合わせて回り続けている。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります