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MAAちゃんパニック  ポッコリお腹

 いつも通りの日曜日。
 いつものようにプールに行って泳いでいた。 
 いつも会う人と出会って“真愛ちゃんはパニックになった”
(ひゃー!痩せてカッコ良くなった!
     ポッコリお腹が、ぺったんこ!)
 どうしても、痩せた方法を聞こうと…。

「何しろ食べ物ですよ。
 朝をコーヒーにしました。
 腹減りますよね。
 昼も少なめ。
 内勤ではなく、外に出るようにしました。
 夜の晩酌はタンパク質と野菜。
 で、5kg減った。」
とケロッと言って、泳ぎに行った。
 いつも通りの綺麗なバタフライを泳ぎ、平泳ぎ、クロールと数十分泳いで、リラクゼーションプールに戻って来た。
「それに、歯磨き!
 食べたら歯磨きをして、続けて食べない!」

これがいけない。

「うん!うん!」と頷きながら、
(みんな実践済み。なのに痩せないんだよね。  
 甘いもの食べてるのが一番ダメ?)
性格がいけないのかなと悩んだ。

 その翌々日の新聞に
「ポッコリお腹を解消しよう!」の見出しが踊っていた。ヒラヒラとヒラメのように…。 《お腹が出てきて気になっている》
《痩せようと努力しても、なかなか続かない》
まさしく真愛である。
 しかし、話は30代の話だった。
 30代になると、基礎代謝が減って、それまでと同じような生活をしていると《あっと言う間に中年太りの仲間入り》である。
 その通りだ。
 真愛もそれは思う。
 お肌の曲がり角は25歳。
 お腹が気になるのは30歳。
 シミが気になるのが35歳。
 シワが気になるのは40歳。
 白髪が気になるのが50歳。
 病気になるのが55歳。
 四捨五入ではないが、5年ごとに『えっ!』と思う事が起きていた。
 それだけ長く生きているのだから、若い頃と同じ生活をしていたら、衰えるのは当然である。
 この記事を書いた吉原先生も『これはまずい』と思って試行錯誤を繰り返し、「ベストボディ」に戻したと言う。
 先生が大事にしたことは、「医学的な根拠がある方法」と「継続しても実行可能なこと」だったそうだ。
「〇〇するだけ」とか「〇〇さえ食べれば」といった極端な言葉は魅力的だが医学的には?なことばかり、簡単に信じてはいけない。
 どんな健康法もバランスと継続が必要であると言う。
「無理」とか「辛い」と感じることは挫折しやすい方法だったのだと言う事を知る事が重要であると言う。

山茶花

 ポッコリお腹から起こる病気。
 内臓脂肪が増えると、高血圧症・高血糖・脂質異常・動脈硬化・狭心症・心筋梗塞・虚血性心疾患。
 内臓脂肪が起こす慢性炎症、乳癌・大腸癌・肝臓癌・子宮癌…。
 男性ー85センチ
 女性ー90センチ
自分が写っている写真を定期的に見て、変化を客観的に見て「痩せなくちゃ!」と思うことだと言う。
 真愛は、まだ90センチにはなっていないが、
「痩せなくちゃ!」と思っている。

チェックリスト[2つ以上は要注意]
⬜︎一回の食事量が他の人と比べて多い。
⬜︎朝食を食べない。
⬜︎夜遅くに食事をする。寝る前に夜食…。
⬜︎お酒を毎日のように飲む。
⬜︎食後にデザートやお菓子をよく食べる。
⬜︎満腹になるまで食べる。
⬜︎外食が多い。
⬜︎揚げ物をよく食べる。
⬜︎空腹でもないのに食べてしまう。
⬜︎米よりパンや麺類を食べる。

 二つどころではなかった真愛は、太りやすい食習慣であり、これを改善しないといけない事が…、分かっているのに直せない。
 凄く分かりやすい事が書いてあった。
《1時間走るよりおにぎり1個減らす》
 痩せるためには、食事をコントロールするのが最優先なのだ。
 プールの友達が言った通りだ。
⓵カロリーを摂りすぎない。
⓶糖質を控えめにして、タンパク質を増やす。
⓷脂質が増え過ぎないように注意。

ウーン?!

オススメは《ゆる糖質制限》
 短期間で痩せようと炭水化物を極端に減らすのは、体重は減らせるが、その生活スタイルを継続できるかが難しい。
 確かにそうだ。毎回リバウンドしてしまうのは、ダイエット期間の生活を持続できないからだ。
 また、糖質の代わりに脂質やタンパク質でカロリーを補うと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるという。
《ゆる糖質制限》
 糖質制限をするなら、1日3食のうち一食だけ。
 体脂肪の蓄積を抑制するために、血糖値の上昇を抑えることは大事。
 で、お酢に助けてもらう。
 食事の時に、大さじ一杯の酢を取ることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれるそうだ。
 そして、始めようと思ったら、今すぐに始めようとと言うこと。
《今、やれることから始めよう!》
 続けるには最初に頑張り過ぎないことらしい。
 例えば、週に一度は食事制限を設けない
【例外日】を作るような心の余裕を持つことがポイントだと言う。
《勿体無いから食べる》は絶対にしない。
 厚洋さんによく言われていたことだ。
「お前の胃袋はポリバケツか?
 勿体無いと言って食べて、太って、
 新しい服を買わなくちゃいけなくなったら
 勿体無いだろう?
 俺なんか結婚してから体型変わってないぞ」

 確かにそうだった。
 勿体無いと食べて病気になったら、もっともっと勿体無い。
 分かっちゃいるが辞められなかった。
 未だに、厚洋さんの分まで作って、食べてしまう。年をとったのだから、食べれば気持ち悪くなるのだから、作った分を半分にするとか、作る時から半分にすれば良いのに…。
 まあ、この食事量もゆるゆると減らしていく事が良いのかもしれない。
 今までの生活や性格を改善するわけだから、長く続けられるように《ゆっくり》を心がけて取り組む事が大事なのだ。

走らず応援!

 当然、ダイエットの定番である運動もする。
 しかし、ガンガン走るような事ができないので、泳ぐ。それもガンガン泳いでいたのでは、続かない。痩せるのは、プールで歩く事が一番である。
 それも、呼吸法に気をつけて!
 腹横筋を鍛えられるように。
 内臀筋を鍛えられるように。

 何時も休まずしている《呼吸》に注意を払うだけで、ゆっくりとゆっくりとずっと痩せる生活を続ける事が大事なのだ。
 さあ!
 今日から、酢を飲むか?

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります