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国際交流フェスタinきみつ
フェスタが終了してからまる1週間が経った。
記録写真担当だったKさんからLINEが届いた。
「おそくなりましたがいつ昨日、
ブログ出しました。
違う所や、ダメがありましたら、
お知らせ下さい♪♪」
https://rinntohime.exblog.jp/
リンとヒメの散歩道
何でも後手後手になる真愛は焦った。
フェスタの反省会が終わり、お琴を片づけ・茶道具を終い・長襦袢と足袋の洗濯が終わったら、フェスタのことはすっかり後回しになった。
あんなに皆んなに協力してもらったのに、
《素晴らしい会ができたのもみんなのお陰、
感謝を込めてnoteを書かなければ…。》
と思っていたのに、大きな葛篭をおろしたおばあさんは蓋を閉めたまま納戸にしまっちゃったのだ。
申し訳ない!
思い出話も真愛中心のnoteになってしまった。
申し訳ない!
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開会宣言は、
「只今より
国際交流フェスタinきみつを
開会いたします。」
と、日本語教室でお勉強中の中国籍のYさんの発声だった。
4ヶ月前に結成された実行委員会に参加してから、文化交流委員会としては、前会の反省を踏まえ要望を聞いて進めた。
以前からの「着付け体験コーナー」は実施して欲しいという外国籍の方の要望もあり、文化交流委員会としては、「日本文化を紹介するコーナー」となった。
「着付け体験コーナー」
「お琴体験コーナー」
「習字体験コーナー」
昨年はコロナでクイズと作品しか出せなかったが、今年は「体験コーナー」として開設することが出来た。
書道教室のSさんが中心となり、お教室の講師先生も学習者の方々も全面協力をしてくださったのでお任せで過ごせた。
更に、今年度は文字だけではなく「墨絵」も書いてもらうと言うことで、書道教室の一コマを頂き「墨絵体験」をしてもらった。
下手くそな真愛の伝達を(楽しかった)と言ってくださり、「習字体験コーナー」に入れてくださったことも嬉しかった。
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如月・ゆきを書きました。
「お琴体験コーナー」には、真愛と同じお師匠さんの所に通う方を頼んだ。
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去年もM先生にお願いして、お琴3面で体験コーナーを設置した。
今年は、コロナが五類になり飲食も可能になったため、他の委員会さんのお茶コーナーも出るので、お琴は2面になった。
更に、今年は舞台の生バンドがあるので、箏体験の時間はほんの数分になってしまう。
しかし、「和文化」の音楽に惹かれる方も多かったようで大盛況だった。
君津市の小中学校には、お琴体験学習として1週間程度だがお琴が巡回してくる。
小学校6年生の女の子が、学校で琴体験学習で「さくらさくら」を弾いたので、今日もやって見たいとコーナーに来てくれた。
大変上手で、M先生と「さくらさくら」を合奏することになった。
一箏と二箏と別々のメロディを弾く、本格的な箏の合奏を聞きながら、舞台は「お披露目」に入った。
外国籍の方の体験も嬉しいが、
「日本人が日本文化の良さ」を心から楽しんでくれる。
「箏」と言う和楽器が喜んでいる声が聞こえてくるような明るい楽しそうな演奏だった。
国際交流は大切である。
その中で、互いに自国文化の再発見をすることこそ、今の社会で大切なことだと思った。
「着付け体験コーナー」
数年前から、文化交流委員会の活動は、書道教室と「着付け依頼」が主となった。
その噂を聞いて、いらなくなった浴衣や着物を寄付してくださる方も増えた。
大切な思い出のある着物だ。
二足三文で売ったり、ゴミに出すなんて事は出来ない。だから、もらって貰いもう一度生かしてくれれば嬉しいと言う思いである。
だから、集まってくるのは様々…。
(おいおい!
こりゃ、ちょっと?)
なんて、書けないような代物も積み込まれる。
それを管理?整理?保管?するのも我々委員会の仕事になった。
その中から、帯と着物と帯揚げと帯締めを合わせてセットにする。
更に、着付ける小物を用意する。半衿の付いていない襦袢に真愛の持ってる半衿をつける。
結構面倒くさい作業である。
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当日は、司会の仕事もあるので「着付けコーナー)にずっといることができない。
しかし、そこは以前国際交流協会の副会長さんをなさったNさんが「和楽美」という着物サークルさんに声を掛けてくれて、手伝いに来てくれる。
着物が似合う素敵な百人力の助っ人である。
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去年は男性が5人体験してくれたけど、今年は二人。そのうち一人は真愛が無理やり引っ張り込んだ。
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着物は誰にでも合うようで、誂えではないから身幅も裄丈も合わない。
それでも、体験して喜んでくれる顔を見ると着せる方も嬉しくなる。
もっと良いものをと思うが、そこは無料でやっているので「御免なさい」である。
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フェスタ終了後、着物を脱いだ外国籍の方々が、正座をして和楽美の皆さんに日本語で
「お礼」を述べたと伺った。
素晴らしい文化交流の時が流れていたのだ。
片付けでバタバタしていた頃、しっかりと穏やかに「和の心」を伝え交わしていた空間があったのだ。
フェスタの開かれている2時間だけに交流があるのでは無い。
それ以前に、それ以後に素晴らしい交流があるのだ。
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今年は市長さんも忙しい中、何とかお出で頂いた。
「国際交流や異文化共生の話をしてくださり、
困った時は市役所に言ってくださいね。」
と締めてくれた。
一番嬉しい言葉だ。
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気さくに写真撮影に応じ、笑顔で話してくださる市長さんに出会えて会は一層盛り上がった。
いや、華があったと言うべきだろうか。
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ここでインタビューをしながら、何時も思ううことで出来ないことは、
「英語がもっと話せたらな。
もっと楽しく『あなたの素敵』が伝えられる
のに…。
英語、勉強し直そう!」
である。
喉元過ぎると熱さ忘れる真愛は、毎年思う。
国際交流協会のボランティアなのだから、多少の英語力がなければと思うのだが、訪れる外国籍の方々がちゃんと日本語を理解しようとしてくれるので、楽をしているのだ。
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各国のお茶コーナーも盛り上がった。
300円で飲み放題・そのお国のお菓子もついてである。
君津市には720人近くの外国籍の方がいらっしゃるという。(2020年時)
この日来てくださったのは34人だったという。(埼玉から来てくださった方もいる)
出来れば、もう少し…。
インドネシアのジハドさんに
「フェスタ来てね。
お国の人に会えるかもしれない。」
と言ったのに、合わせることができなかった。
実行委員としては、反省することも沢山あるのだが、最高に嬉しいことは、教え子さんの協力やお友達がnoteを通して来場してくれたことや三絃のお師匠さん繋がりの仲間やお習字の先生や和楽美さんの協力、この100枚近くの写真を撮ってくれたKさんの協力。
要するに、真愛を助けてくれる方が沢山いることだった。
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何をするにもたくさんの方の支えがあって、真愛は楽しんでいる(生きている)のである。
もっともっと書かなくてはいけない事があったと思う。感謝の言葉を伝えなければいけない方々がいると思うのに、おばあさんは忘れてしまった。(感謝知らずの女〜🎶 フフン)である。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります