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6周年・睦周年
行きつけの喫茶店・「コイトコーヒー」が、6周年になる。
厚洋さんが逝った後、真愛は1人に耐えきれず、そのコーヒ店に入り浸った。
マスターはお坊さん。
スタッフのハコちゃんの笑顔が癒してくれた。お小遣いもまだあったせいで毎日のように行っていた頃もあった。
それが初年度だ。
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この写真はハコちゃんが
「初めて作ったオムライスです、」
と出してくれたときのものだ。
ハコちゃんの前で厚洋さんの話をして泣いた。
愛猫のちゃーちゃんも亡くなってしまって、また泣きに行った。
使っていないキャリーバッグや開けてもいなかったちゃーちゃんのご飯をもらってもらった。
あれから6年。
今ではすごい人気の喫茶店になった。
スタッフも変わり、混んでいって入れない日も多々ある。
駐車場が空いていても乗り合わせできた遠くからのお客様がたくさん入っていることもある。
最近では週に1回行くぐらいに減ってしまった。
でも、毎年開店記念日になるとプレゼント持って行きたくなる。
今年は、水墨画教室で習った隷書体で書いた。
6周年記念とマスターの名前をかけて、
【㊗️ 睦周年】
と書いた。年金暮らしで大きな花は贈れないが、心だけは伝えたいと思う。
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去年の秋に知り合ったえみちゃんが、
「6周年記念のイベントの
ケーキバイキングに行きましょう。」
と誘ってくれた。
去年も一昨年も行ったような気がするが、その時は1人だった。
今年は娘のようなえみちゃんが一緒なので楽しみだった。
既にたくさんのお客様が並んでいた。
「相席をお願いします。」ということだった。
「もちろん、喜んで!」
この相席がいつも素敵なご縁を呼ぶ。
今日一緒に来たえみちゃんも、カウンターで隣同士になったときにちょっと話したのがきっかけ。
その日のうちに意気投合して、マスターの紹介で【KURKKUFIELDS】に遊びに行った。
今年の4月までのお付き合いのはずが、彼女が君津を好きになってくれて、家まで購入してくれた。
息子と同じ年。娘みたいな可愛い子である。
そんな不思議な関係が今でも続いている。
そう!この喫茶店では「素敵なご縁」が沢山ある。
今日も良いご縁があった。
相席になった3人組の女性。
「この喫茶店のケーキバイキング」が好きという気持ちだけで知り合った相席5人。
「おいしいものを食べたい!」
と言う気持ちが同じだけあってすぐ仲良くなる。
いや、仲良くなってくれる。
70歳のおばあさんも仲間に入れてくれた。
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ここの喫茶店が好きなのは、きっとここのスタッフやマスターやここに来るお客さんが好きなんだと思う。
また新しい7年目が始まる。
きっと新しいお友達
「コイトコーヒーメイト」
が、また広がるのだろうと思った。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります