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仏滅・大安吉日 どっちが良い日

 2年前から四柱推命の占いを信じる事が多い。厚洋さんが亡くなって泣き暮らしている時に、真愛のお友達(87歳?)が、観てくれた。
 驚いた事に何も言わなかったのに、厚洋さんの死因をあてた。彼の性格も見ていたかのように言い当てた。
 そして、私の悩んでいる事に対して私の心が落ち着くように話してくれた。
 占いというより素晴らしいカウンセラーだった。
 「あんたの星は・・・。天地徳号って言ってね。辛巳は注意日だよ。」  
「あんたの旦那は、あんたを守るために生まれてきたようなもの。」
「あんたは、みんなに可愛がられたね。」
「旦那さんは、寿命だったんだよ。
 あんたが尽くして喜んでるよ。」
何よりも厚洋さんから聞きたい言葉を沢山言ってくれた。嬉しくって何度も何度も聞いた。
 ペンネームをつける時も相談した。
 建墓の事も、自分の病気も…。
 よく当たった。
 あれから2年間。
 最近。占いに依存しすぎているような気がする。
❌の日だから出かけない。
⭕️の日なので、お買い物に行かなくちゃ。
  
 厚洋さんは占いを信じる人ではなかった。
「血液型でその日の動きを決めたら、世の中の 
 4分の1の人が同じ生活するんだぞ可笑しい
 だろう。」
「星座占い。12分の1の人が宝くじに当たる
 のか。当るも八卦当たらぬも八卦だ。」
と、馬鹿にされたし笑われた。
 しかし、誕生日占いと言う本を買ってきてくれた。私の誕生日の本だ。
 面白かったのは、厚洋さんの誕生日も買って来ていた。
「これ、なかなか言い当ててるかも」
 なんだか真愛のやっている事を認めてくれたようで嬉しかったのを覚えている。その本は、今、並んで二階の本棚にある。
 そんなに、占いの好きな私が「依存」と思い始めたのは、「一時停止違反で捕まった日が⭕️の日だったからだ。 
 薄々感じていた「⭕️の日に買った宝くじが当たらない事」や「⭕️の日によく虫刺されをする」などの期待を裏切られる事が多かったからだ。
 いや、それ以前にも❌の日に、「厚洋さんと真愛が仲良くしていた思い出話」をしてくれる方に出会ったり、素敵な雲を見つけたり、咲かなかった花が咲いたりと、結構良い事もあった。
 ただ、❌の日は、行動に気をつけている。
「焦らない」「丁寧に」「落ち着いて」と。 
そして、あまり外に出ない。

 ⭕️の日は、「いい気にならない」「浮かれない」「考える」でも、「GO❣️」である。 
 特に無駄遣いに気をつけ、詐欺に気をつける。そして、よく外に出る。

 ↑真愛のカレンダーだ。
 ⭕️❌その通りにならない毎日だ。
そして、いい日が多いからよく外に出るのだ。
遊びすぎているから、「少し休んで、家の事をしなさい。」と言っているようにも見える。
 占いなんて、心の拠り所だ。
 見えない未来をより良いものにしたいから、頼るのだ。良かったら己を鼓舞し、悪くっても己を鼓舞し、今日を生きる。
 1億7000万の人が大安日なのだから、「みんなが幸せになって!」と願えばいい。
 1億7000万の人が仏滅日なのだから、「みんな、頑張ろうね。」と祈ればいいのだ。

 占いについて書き綴ってきたら、「依存」するのも良し、「信じないのも良し」と思えるようになった。
 カレンダーのニャンコが言う。
「しっかりと 
    自分の信念を
        持っていること
    良い事だと
        わたしは思うんですよ。」
そうだ❣️
 「今日をしっかり生きることだ。」
 昨日までの自分を認めて、
     明日からの自分を信じて❣️

 

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります