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願叶観音

坂東三十番札所。
高倉観音です。
昨夜、金運に繋がる夢を見ました。
そこで、我が家から北東(今日の吉方)の高倉観音様にお参りに行き
「どうぞ、宝くじにあたりますように。」
とお願いしてきました。
この観音様の近くには、願叶観音と言うちょっと変わったお姿の観音様がいます。
厚洋さんに初詣で連れて行って貰ったのがきっかけで、初めてお会いした観音様です。
厚洋さんは、いろいろな仏様を見る事が好きで、真愛や息子・真愛の母も一緒にお参りに行きました。
崖の観音・笠森観音・杉本寺の千手観音・長谷の観音・浅草寺の観音さん
ひょっとしたらブームになる前から御朱印帳は持たなかったけれど三十三番全てをまわろうとしていたのかしら?と今日思いつくほどお参りしていました。
その中のひとつが、高倉観音様です。
回廊の横には「鎌足桜」があり、藤原鎌足が来たとか?地獄めぐりがあって、観音様を下から見上げる事ができるとか!縁結びのご利益があるとか素敵なところです。厚洋さんは、歴史が好きで、地域伝承の話が好きでいつも真愛を楽しませてくれていました。

その頃からのお気に入りの観音様が↑この観音様。その名前がまた、素敵。
「願叶観音」
観音様の前で
「宝くじ…。」
って言い始めてやめました。そして、
「宝くじは、当たらなくていいです。
 厚洋さんが真愛の事をずっと好きでいてくれ       
 ますように!」
亡くなった旦那様ですから、真愛が好きであればずっと好きでいてくれるはずです。でも、モテる人でしたから、あちらで真愛を忘れて浮気してたら悲しい。」
そんなこと願っても努力しても無理な事は、無理。
しかし、ひょっとしたら願いが叶うかもしれない。
厚洋さんがひょっこり現れて
「お前は俺の大事な嫁さん。愛してるよ。」
って、あの日のよう言ってくれるかもしれないと思う不思議な感覚があったからです。
これが宗教にのめり込む始めなかしら?
観音様は
「任せて、あなたの思い預かりました。」
って笑ったように見えました。
今日は久々に静かな雨が降り始めました。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります