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子育てパニック 今❣️

 凄い名前の子育てプロがいる。
 親野智可等(親の力)さん、子育て本を出している教育評論家である。
 何だかとても良い話が聞けそうな気がした。

 教育評論家は落語家のように面白い人がいい。悩みを打ち明けたら、一緒になって真剣に考えて眉間に皺を寄せて「困った問題ですね。」って言われたら、底なし沼に引っ張られた気がする。

 半世紀も前に、坂東義教先生という方がテレビ寺子屋という番組を持って、いろいろなお話をしてくださった。
 見ているだけ、聞いているだけで
「大丈夫❣️
 私もママをやれるかも…。
 小学校教員を辞めなくてもいいかな?」
っていう安心感を頂けた。
 厚洋さんも坂東先生が大好きで、結構早く起きて二人で見ていた。
 鮮明に覚えているのは、
「自分の名前を覚えてもらうことは大切。
 いつだったか、公演に行った時のことですよ
 どうやって聞いてもらうか考えたのね。
 で、さあどうぞ!って紹介されてから
 暫く無言でいたんです。
 …………………………
(やおらして、ベルトを外し二つ折りにして
 ピシッと
 音を立てて顔の前にかざし)
 バンドーです。
 ってやったら、全員しっかり私の名前を覚え
 てくれました。
 話もよく聞いてくれました。」

 何十年も経った今でも、先生の名前を覚えている。実に楽しくわかる話をしてくれる方だった。
 もう亡くなってから44年58日過ぎだそうです。(検索して偶然開いたpageも泣きそうなぐらい温かい人が書いたpageでした。)
 51歳で亡くなり、生きていらっしゃれば96歳になるそうです。

 厚洋さんが好んで視聴したのも北海道旭川出身という同郷人の素晴らしさが嬉しかったのだと思う。
 また、話が別路線に進んでしまったが、今日見つけた記事を書いてくださっている親の力先生もきっと面白いと思った。
 子育ての「今」を楽しむ
というテーマだった。

肩車をされていた子が

 子どもの育つのが速くて、「可愛い・可愛い」と言っていた子が、あれよあれよと大きくなり、反抗期になり、自立して、頼もしくなって「えっ?」と振り返ったら、お父さんとして頑張っていた。

肩車をしている

 子育て中は毎日が慌ただしく「今」なんて楽しむ余裕がない。
 気づいたら、こんなになっちゃってるんです。
 親の力先生は、将来というのは『水平線』のようなもの。海と空の境である水平線に向かって船を漕いでも遠ざかっていくだけ。
 子どもに将来幸せになってほしいと願うなら、親子で過ごせる「いま」を楽しんでくださいとおっしゃる。
 その積み重ねが、子どもの将来の幸せをつくっていくからだ!と。
 子どもはいつだって、【今】が一番かわいいものです。
(その通りである。孫が出来ても、
 息子がかわいい。
 頼もしくなって可愛いなんて言えないが、
 息子が誰よりも一番かわいい。
 変な婆さんであるが、
 私の母も同じ事を言っていた。
「死ぬまで息子や娘は愛しい。」と。
 きっと遺伝だ。)

 子どもにこうなってほしいと言う親の願いは脇に置いて、子どものありのままの姿を丸ごと受け入れよう。
 親自身もありのままの自分を受け入れてほしい。完璧な親でなくても、愚痴を言ったり、人を頼ったりして良いのだ。
 そうすれば、親子で更に楽しい時間を過ごすことができる。
 きっと坂東先生も同じような事を仰っていたと思う。若さとは馬鹿さでもあり、人の意見を受け入れなかったり、直ぐ忘れていたのだろう。
(幸いにも、坂東先生のおっしゃる通り息子と 
 十分にその時を楽しんでいた夫がいた。
 だから、幸せな時をたくさん残す事が出来て
 いる。厚洋さんに感謝である。)
 いずれは、愛しい人と結ばれて、愛し子を持つ。その時に「今」を味わっていた親は、最上の幸福の「いま」の中にいることになる。
 さて、今を楽しむ・味わい方のヒントが記されていた。
 子育てがずっと昔に終わった婆さんでも納得してしまう一言だった。
子育ての真実
 子どもが「抱っこ」と言ったら
「歩けるでしょ」と言わずに抱っこする。
「読んで」と言ったら読んであげる。
これで子どもは親の愛情を実感する。
子どもを信じて
 将来の心配ばかりしていると、
 今を楽しむ事 ができない。
 一緒にいられる今日1日を親子で楽しもう
 将来のことは、子どもを信じて任せればいい
幸せはここに
 親子の楽しい時間を
 もっともっともっともっと増やそう。
 一緒に何かをしたり、おしゃべりしたり、
 笑い合ったりする時間を、
 もっともっと増やして
 子育て・家事・仕事 etc
 本当に大変な毎日だけど、
 実は一番いい時でもあり
 人生の至福の時間でもあるから(本当!)
大事なことは
 子どもをハグして
 いい子いい子しながら
「お前は俺の子だから大丈夫。」(厚洋さん)
「あなたは私の子だから大丈夫」
 と言って
こんな家なら
 子どもの笑顔がある
 大声ではしゃぐ声が聞こえる
 そう言う家なら大丈夫
 何がどんなであろうとも、
 心が解放できているのだから
後悔
 子育てが終わった多くの親が思うこと
 あんなに心配したけれど
 結局何とかなっちゃった。
(子どもの力で、何とかなっちゃいました。)
 あれもこれも大した問題ではなかった
(今では、笑って話せることです。)
 あんなに叱らなくても良かった
(叱るのは親の見栄でした。ごめん🙏)
 子どもはあっという間に
 大きくなってしまった

もっと子どもといちゃいちゃすればよかった。

 さあ、今日は雨です。
 何して子どもと「今」を楽しみますか?

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります