分かっているのに熱中症
なぜ悪い結果が予測される事を分かっているのに、その原因をする
のだろう。
この暑さの中で、草取りや剪定作業を2時間やれば熱中症になるのは分かっていた。
厚洋さんが元気な頃から、畑仕事を2時間もやって、夜になって熱中症になり救急車で搬送されたことがある。
まだ、若かったのですぐに症状が出てのは、頭痛と怠さ。発症したのは12時近くだったので、厚洋さんが冷やしてくれて、ゆっくり寝ていたら、午後には治った。
その夕方、厚洋さんとお寿司を食べに行き、厚洋さんの分まで食べて帰宅。
夜中1時ごろに第二次発症。
吐き気(お寿司に当たったのかな?)
下痢(食べ過ぎたのかな?
やっぱり食中毒?)
発熱(風邪ひいた?)
足が攣り・頭痛・そして、立てなくなった。
意識混濁というやつだ。
厚洋さんが救急車を呼んでくれて、一緒に救急病院に搬送された。
(ずっと、真愛の手を握り
『大丈夫か?もう直ぐ着くぞ。』
って心配してくれた事が嬉しくて、
苦しかったけど幸せな時間だった事を
思い出す。
しかし、今その状態になっても彼がいない
ので大変なのだ。)
食中毒の検査をしてもらったが、出なかった。重度の脱水症状だった。
脱水症状だけでも死に至ることもあると知った。水が飲めない状態だったので点滴を一晩中行った。
まだ、こんなに酷暑の秋でもなく、熱中症アラートなんて発令されていない頃だった。
なんだか、厚洋さんが亡くなってから異常気象・感染症拡大・紛争・災害の巨大化が目立つのは何故なんだろう。
真愛がバカな事をしているからかな?
熱中症になりかけた!
9月19日火曜日。白露も過ぎ
9/18~22頃 玄鳥去(げんちょうさる)
ツバメが南下する候『72候』
寒くなって燕君が、南に帰る頃なのだ。
しかし、本日の夕方のニュースでは、各地で熱中症患者が続出したというものだった。
ダメだとわかっているのにやってしまう心理は?
カリギュラ効果とは、ダメと言われるとかえって興味を掻きたてられ、逆の行動に走るという心理現象のこと。 ローマ皇帝カリグラをモデルにしたアメリカ映画「カリギュラ」が語源。 過激な内容のため、一部地域で上映禁止になると、皆が映画館に押しかけ大ヒットしたことで有名です。
放っておけばあっという間に草ボーボーになってしまうからです。荒れ果てた見すぼらしい家にしない為に草むしりをされるのです。 決して好きな訳ではありませんよ。あなた様が代わりに草むしりされたらおばあちゃんはしなくても良くなります。誰も草むしりしようとせずに『しなくて良い』というのは説得力がありませんね。
家の周りは、気を抜くと雑草が生えます。 奇麗にするのが、染み付いているだけです。
真愛のはこれに近いかな?
この畑を買うにあたり厚洋さんと約束した事だから、厚洋さんの妻としてこの家を守るという事は、四季の花が美しく咲き、厚洋さんが
「ああ、時鳥が咲いたね。
青い蜜柑は酸っぱくて旨いね。」
と喜んでくれた畑や庭を彼がいる時と同じように保だなければならない。
真愛は、そう思っているにも関わらず、毎日やらず、仕事を溜めてからやる困った性格なため、熱中症になる直前までの頑張りをしてしまうという事。
解決策は、涼しくなった夕方に必ず30分草取りをすれば良いのだ。
しかし、日本画を描きたい!
プールに行きたい。
三絃のお稽古したい。
note書きたい!
なんてやりたいことをたくさん貯めるからいけないのだ。
若くいるために余りにも沢山のことをやっていて、帰って疲れて窶れたらお馬鹿だ。
分かっているのに何度も同じ過ちをするのは、本当に過ちとは思っていなかったり、自分の体力を過信しているのだと思う。
こうやって反省はするのだ。
しかし、救急車で運ばれる事にはならなかったし、なんとか自力で予防できたと思うので、
「あと少し!」
をやらないことだと思う。
直ぐにやめること!
やめる決断。
やりっぱなしで、片付けなくても止める
「後回し!」の決断をしようと思った。
ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります