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さあ、誰と戦おうか。

「見てる人は見てるから」とお母さんはよく言う。そうか誰かが見てるんだ、そう考えたら頑張らないとなあ、と小学生の私は毎日楽しくボールを蹴り続けた。2階の窓からお母さんが見ていて、「ご飯できたよ〜」とか「頑張って〜」と言われるのが嬉しかった。

「誰かって誰なんだろう」
「そんな事はどうでもいいか」
「とにかく、間違いなく誰かが見ているんだ」

当時は深い事は考える事なんてほとんどなかった。なんだって出来ると思ってたし、やってみるしか選択肢はなかった。歳が上がるにつれて色々と考えるようになった。考え方もコロコロ変わった。けど、今の私はこう思っている。

私が思うにそれは、「自分」なんだと思う。それは、「過去の自分」でもあり、「未来の自分」でもある。数ヶ月前、久しぶりに小学生の頃のサッカーの写真を見た。それはただの集合写真だけど、今の私にとってのそれはただの集合写真ではなかった。じっと前を見つめる真剣な眼差しを見たら、過去の自分を決して裏切れないなと心の底から思った。私は、理想の自分を頭にイメージする。そこでたまに理想の自分が今の自分に語りかけてくる時がある。(心の病気とかではありません)
「未来の自分」がそこで待ってるのだ、と思った。

そう思った時から、私のこの戦いは「3人勝負」のような気がしてきた。なんだかとても心強く感じた。頭おかしいのかと思われるかもしれないけど、きっとそうなんだと思う。自分だけなら弱いかもしれない。だけど、「過去の自分」が教訓と力をくれて、「未来の自分」が来る未来から私を戒め、引っ張ってくれる。これならもう大丈夫だ。

最大の敵でもあった自分が、最高の味方だ。もう怖いものはない。

たまに、日本の友達に会いたいとすごく思う日がある。だけど、サッカーがあればそれだけでいいや、と思える。(もちろん、皆んなにはすごく会いたいが)


これからも3人で力を合わせながら、毎日少しでもより良い自分を追求していこうと思う。

最近、ラジオ(Standfm)にて毎日投稿を始めましたので、聞いていただけると嬉しいです。

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