#6 ベビーカー
前回の続き。
これからのこと、夜のことを話した。
頭の中がいっぱい。心も落ち着かない。
僕は寝転がってもやもやしていた。
僕はさっきの言葉が引っ掛かっていた。
「あのさ、
『好き〜〜!!』っていう恋愛と
俺との恋愛、何が違うの?」
恋人は答えた。
「あの人(元彼)がベビーカーを押しているのは想像できなかったんですけど、●●さんがベビーカーを押している姿は想像できたんですよ。
さっきも言ったんですけど、
恋愛は普段の生活+αでいいんです。
生活+家族、友達、恋愛。
●●さんとは離れていても大丈夫って思えます。今までの行動を見てそう思えました」
結婚の話は早いって言いながら
ベビーカーの想像はしちゃったんだね。
嬉しいけど。
「思ってることだいぶ話せてますよ。
今までこんなに話せたことなかったです。
●●さんなら分かってくれると思えるから。
毎回言うんですけど、
ちゃんと話を聞いてくれるから……
これでブーブー文句言うような奴なら
サヨナラします」
ということは、僕のことをブーブー文句言うような奴だとは思ってないってことなんだな。
信頼されてるな。嬉しい。
「あれだよね、〇〇ちゃんがよく言う
『自分が幸せになれる選択をする』
『自分を大切にしてくれる人を大切にする』
ってやつだよね。
俺もそれを見習ってみようかな…」
なんか、脅しみたいになってしまった。
(短いですが今回はここまで。
時系列に沿って書きたかったので)
続く。
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