0523

二徹寸前で意識失った。
目がさめると寝巻きで化粧も落としてコンタクトもはずしてた。百点花丸。

昨夜はたしか美人な知人のお姉さんと呑みに行く予定で、イタリアンバルに着くと知らない男が2人テーブルで待っていた。普通に嵌められた。合コンでした。うっそだろ。
まあ、順応性バツグンだから何だかんだかっすかすの風邪声でげらげら笑った。酒のペースはアクセル全開のランボルギーニに勝つくらいはやかったとおもう。
そのあと更に2人知らない男が合流して、ひたすら笑ってジンをがばがば呑んだ。

御手洗からでるとやたら顔が整った店員に声をかけられた、マスクをずらしても整ってた、てゆうか、昔の知り合いだった。うっそだろ(2回目)
客はコロナおかげで私たちしかいなかったから、そのままカウンターで店員もとい知人と煙草を吸いながら話した。
最近できた19歳の彼女の話をしたあとに美しいかんばせを輝かせて「今度さ、エッチしよ!」と明るい声で話す狂ったところは割りと好きだなあ、とおもった。いつかねえ、と流しながら。倫理などここには無い。

テーブルに呼ばれて戻れば酔った男にお尻を鷲掴みされてここは何屋だ!つって怒ったふりをしていたら幼馴染があらわれた。うっそだろ(3回目)
「相変わらずかわいーね」って必ず言うところ相変わらずだね。店員となかよしらしい。もう何でもあり。世間狭。

合コンはなし崩しになって、とりあえず幼馴染のお店にみんなで今度飲み行こって解散した。

お姉さんと迎えの車に乗って花火してーね!って途中のスーパーで買い込んだ。

先程別れた幼馴染からの電話をとれば飲み直そうとの誘いだったので花火に誘い返した。
途中お姉さん家でアニマルセラピーうけてから、3人で近所の汚ねえ海で花火。
綺麗なワンピースとヒールは砂と海水でべしょべしょになったし、缶ビールには砂が入るし、花火は火薬くさいし、火花が腿にあたってあつい、爆音のサザンは最高だ。
最後の線香花火ですら情緒のかけらもなく騒いだ。

そんで、そんで、どうなったんだっけ?

多分足やヒールを洗ったりしてるし家まで歩いたはずだけど何一つおもいだせない。うける。

とりあえず酒の分解で糖が尽きてるから何か食べます。

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