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ディフェンスこそ日本人の魅力 | Asphalt Roots

今日は記念すべきとも言える、Asphalt Roots Ehimeの初回の無料体験でした。やっとというか、いよいよというか。1歩前進できたように思います。
予定通りスタートできてよかった。
そして練習には3人の子供が来てくれました。本当にありがとう。

久々の現場ということもあり、開始2時間前くらいからまだ家にも関わらず僕は結構ソワソワしていた。
部屋を歩き回ったり、いい状態を保つためにジャズを聴きながらリラックスしたりと、今までの僕の試合前とほぼ同じ準備の仕方を自然と行なっていました。不安であり、自信があった。
ワクワクしたなあ。指導している僕も楽しかった。

今回のゴール設定は、

❶ドリブルプッシュ

当スクールは、速い展開のバスケットボールをスタイルとして掲げています。前に速く運ぶためにはボールを前に突くことが大切です。
最近はあまり着目されなくなっている印象を受けますが、プッシュの基本から様々なムーブへと派生させていきます。これを反復することで縦へ攻める姿勢を磨きたいと思っています。
当スクールのスタイルには必要不可欠です。こだわり続ける。

❷Dfの足の運び方

メニュー自体はどこのチームも行うようなものですが、伝え方を変えています。Dfは、リズムを生むためにもこのスタイルにも必要です。
脚力がもちろんいります。小学生の頃からDfに力を入れていければと思っています。
当たり前の中にヒントが隠されているということをこれからも僕は意識していきます。

❸Dfジャブ(抜かれないDf)

Ofのリズムに持ち込ませない。常にDfが仕掛けて、尚且つ抜かれないDfを身につける。バックペダルやバックランの強化もしていかなければならないです。
オールコートで前からディフェンスする習慣を身につけてほしい。
そして、抜かれないこと。抜かれないためにスキルを使います。
”DfができるとOfも上手くなる”は本当の話だと思っています。

ーー

セッション終了後に保護者の方から
「体験会だからもっと楽しいメニューやるのかなと思ってました(苦笑」
と言われた時にはドキッとしましたが、練習の雰囲気はよかったかなと感じています。

設定したゴールを1時間のセッションの中で僕なりに伝えることはできたかなと思っています。実際選手がどう感じたかは真意ではありませんが、AR 愛媛校の強度を体験会とはいえお見せすることができてよかったと思います。

数年前の自分だと、こんなにディフェンスに力を入れようと思わなかっただろうし、思っていなかった。東京のスクールでもオフェンスを中心に教えていたし、日本人のイメージとしても得点する能力が低いというのは日本全体で見ても課題に上がると思われます。
僕が海外でプレーした印象でもその差は大きかった。だからこそ指導ではオフェンス力を向上させることにフォーカスさせることも必要だとは思っている。けれども、僕が思うにディフェンス力が向上することでいろいろなプラスαはあるにせよ、一番の日本人の魅力は、僕はディフェンスだと思っている。素早いし、根性いるし、淡々系だし、なんだかみていてしっくりくる。
きっと面白い練習ではないだろうけどwこれを面白くするのが僕の仕事。

そのスキルを学べたこと、ディフェンスに力を入れたいと思えたのは大阪でのHOSの経験が大きい。ディフェンスって奥が深い。

次回の体験会は12月6日!1回目より多くの子供が来てくれる予定です。
12月体験会は、今日のようなメニューをベースに組み立てていこうと考えています。
しっかり反省し、次に繋げます。

Photo by TANA_WIZARD

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