おめでとうだよ

ゴールデンボンバーのファンになって今年で10年目
そんな個人的に節目の年に我らがリーダーがご結婚されました
純粋におめでとうと思ったし、自分の事のように嬉しくて涙が出そうでした
もしも翔さんの結婚式に出席したなら、新郎新婦登場のシーンから最後まで号泣することでしょう
友人でも親族でもないのに笑

でもそのくらい、わたしの人生に関わってくれた人達なんですよね
どっちかって言うとこっちが勝手に関わってた、のが正解でしょうが笑
そんな彼のめでたい話題に、先日から感じていたわたしの気持ちをここに語源化して置いておきたいと思います

ボンバーさんにどハマりした時期、わたしはプチ失恋した感じでやさぐれていました
そこで救われた歌詞が
「こんなに苦しませるから 君を憎んでやろうとしたけど 嫌いになれない恋心」でした
冬美最高

女々しくてはもちろん、ライブハウスで火吹いたり焼肉しちゃったりするような人達の描く歌詞とは思えず
とてつもないギャップを感じどんどん好きになっていきました

イヤホン や らふぃおら にはもう鉄板で救われたし
ゴールデン・アワーのアルバムなんか全部好き
翔さんの描くジメジメした女々しい曲が大好きで仕方なくって
いつかライブに行った時のためにって振り付け一生懸命覚えてたのが懐かしいです

ライブ初参戦後に翔さんの自伝本が出て、それを読んでわたしがこの人達を好きになるのは必然だったんだなって思いました(理由は割愛しますが)
翔さんの作るジメジメしてるけどクスッと笑えて嫌なことを忘れさせてくれる世界でずっと楽しんでいきたいなって思いました

その後も紆余曲折ありつつも、翔さんの描く曲に救われ続けました
101回目の呪いにかけられたし、ローラでお名前入ってて発狂したし
ほんとに人生やばいくらい落ちてた時にはGLORY LOVEで引き上げてもらいました
最近ではキスミーがやばい

今あげるだけでも思い出いっぱいの曲ばっかりだなって感じます
たぶんファンの人それぞれに思い入れのある曲があるんだろうなって思うし、それが一人のアーティストから生まれたものでその同じ感性を共有できるのが嬉しいなって思います
周りにはあんまりいないので
ジメジメした女々しい曲好きな人笑

さよなら〜、の発表からみんな感じてたとは思うけど
わたしはあの曲を聴いて良かったね、と思うと同時に寂しくも感じました
「君」の歌がもう聴けなくなるのか、と
「君」に向けた歌だからこそ自分の好きなジメジメした曲になっていたのではないかな、と

そこからの曲はやっぱり、どこか何となくジメジメさが少なくなってきたように感じてました
どっちかっていうとカラッと乾いていて前向きな歌詞が多い印象でした
かと言ってファンやめるなんて微塵も思ってなかったし、翔さんの描くメロディーラインは相変わらず好きだったし、ライブに行けばめっちゃ楽しいし、何よりステージ上の彼らは何も変わっていなかったし
ただ、どことなく少し置いてけぼりな感覚があったのです

先述した通り、GLORY LOVE発表の時期は個人的に相当参ってまして、やっとわたし元気だぜ!って言えるようになったのはここ1年くらいなんです、お恥ずかしい事に…

だからなのか、ずっとどこかで期待してしまっていたんでしょうね、ジメジメした女々しい曲を
自分の病んだ気持ちを曲にして形にしてっていう欲望があったんだと思います
でも発表される曲は失恋ソングもありつつも、どこか前向きで「病む」とはちょっと違っていました

これはあくまで個人的な感想、感性なので全く違う意見の方もいらっしゃるでしょう
人それぞれの状況や生活も違いますからね
わたしの場合は、自分が落ちてた時に個人的に前向きだなと感じる曲が増えたから、少し置いてけぼりな気持ちになっちゃった、ってとこです

キラーチューンしかねえよの感想にもう激しい曲は作らないのですか?とあった、と翔さんご自身が言っていましたね
わたしも同じような事を感じていましたが、ロックな曲もないわけではないしなぁ…と当時は思っていました
その感覚の正体は置いてけぼり、だったんだなと今になって気づいた次第です

しかしこの感想から生まれた曲が暴れ曲っていうのが最高
暴れ曲発表からの首が痛い、かまってちょうだいはほんとに振り切った頭狂った曲で(褒めてます)最高です
この振り切った感がボンバーさんだぁぁってなって、その辺りからジメジメしていようがなかろうがもう気にしなくてもいいかな、なんて思うようになった…と思います
今、行けるライブは行っとこう!追えるものは追っていこう!ってわたしも振り切れたかな、と

しかしまさかの新型のアレに振り回されるように
彼らはわたし達を楽しませようと色々な試みを尽くしてくれました
配信を見る度に会いたいな〜生ライブ行きてぇ〜なんて贅沢な事思って
一時期は配信を見るのも辛くなって(会いたすぎて)敢えて見なかったりもしましたねぇ…

そんな中、ここ1年で自分の心境の変化もあり、わたし自身が何と前向き思考にになっていったんですよ…!これには自分が一番驚いている笑

どんな状況であれ金爆ギャをあがることはないし
彼らに救われてきた分、微力ながらも応援したい

でも何となく、次の新曲を聴くのが怖かった
また置いてけぼりな感覚になるんじゃないか
会いたすぎて配信見れなくなるほどなのに、また寂しい気持ちになるんじゃないか
自分自身は前向きポジティブマンになれたけど、ボンバーさんに関してはどんな気持ちになるか予想ができなかった
だから結局クリスマス配信も見ず、新曲発表まで何も見ない、聴かないと腹を括ってました

そしていざキスミー発表
MVを見て号泣
歌詞がやばい
とにかくやばいしか言えないけどやばかった(語彙力皆無)

やっぱりこの人達についてきて良かったなぁ
わたしの信じれるものはゴールデンボンバーだよ
ついでに自分自身も信じれるようになったよ

すぅーっと、置いてけぼりに感じていた気持ちが消えました
やっと彼らと同じ目線に立てたような、そんな感覚でした
最初は同じ所にいたのに、いつの間にか見上げてたんだなぁって、それが寂しかったんだなぁって気付きました

10年前はしつこいくらいに聴いていたボンバーさんの曲
どこへ行くにも聴いていた
すり減るくらいDVDも観ていた
どんな時でも聴いてたのに、置いてけぼりな感覚を感じてからはアルバム発表された時とか、ライブ参戦前に聴き込むだけになった
自分の好きな曲しか聴かなくなっていった

だけどキスミー発表以降、どんな曲が流れても昔と同じように
いいわ〜懐かしわ〜神曲だわ〜って聴けるようになりました

この間の楽器ツアーでは、久しぶりに聴く曲もあって
この曲発表の時はこうだったな、とか
初めてこの曲聴いたツアーはあれで、とか
ライブ中に懐かしさを感じる、という新しい感覚を発見することもできました

きっと心境の変化とキスミーがなければ、変わらず楽しいけれどどこか少し置いてけぼり、を感じたままだったでしょう


さて結果、翔さんの結婚と合わせて何が言いたかったかと言いますと
自分の心境が翔さんの結婚発表を喜べるくらいには成長したんだなってこと
その成長には必ずゴールデンボンバーが側にいたんだなってこと

たぶん2年くらい前のわたしだったら発狂してさらに置いてけぼりにされた感じがしてくっそ病んでただろう、絶対そう笑

前向きポジティブマンになったキッカケはまた別にもあるけど
それを後押ししてくれるのはやっぱりボンバーさんだったなと思う

翔さんの描く歌詞の世界にやっと追いつけました
だから素直におめでとうが言えるようになりました

昔は理想の結婚相手は鬼龍院翔!と断言してたし
翔さんが恋をしたり結婚したら曲がうまれてこなくなるのでは、と心配してたりしました(自伝本に書いてたから)
実際少し寂しい気持ちを味わった時期もありましたが、それは杞憂で
彼の描く曲はこれからもわたしを救ってくれるし
きっとずっと楽しませてくれるんだろうなって思います

もちろんジメジメしてた昔の曲も大好き
ライブで聴いたらめっちゃテンション上がるやつ
最近の曲も大好き
楽しいし明るくなれるしやっぱりどの曲聴いてもテンションは上がる笑


金爆教の教祖・鬼龍院様
わたしはずっとついていきますよ

そして改めておめでとうございます


ここまで徒然と書いてきたわけですが
決して今これを読んでくださってる方々の気持ちを否定したいわけではありませんし
人それぞれの感じ方があるので、絶対的に自分が正しいなんて思いません
あくまで一個人の、一ファンとして感じた事を
ここに残しておきたかっただけです

メンバーの結婚、少し前の自分なら受け入れ難い事実でした
特に推しの結婚なんて恐ろしい事この上ない…!
だから今、複雑な気持ちになるのも非常に共感いたします

どんな気持ちがあっても間違いなんかない

昔は自分が大嫌いでしたが(やっぱり書くと恥ずかしい)
今では自分のこと好きだなって思えるし
人の気持ちなんてその時の状況や環境によって
変わっていくものだと思います

それでも変わらないもの
ゴールデンボンバーを好きって気持ち
鬼龍院翔の描く曲、世界観が好き
たった10年、されど10年
この10年の中で色々な感じ方や気持ちの変化はあれど
今までもこれからも変わらず好きって思えるものがあるって幸せだなと思いました

それを共感できる方々に出会えたことも幸せですね

大好きな教祖様のご結婚で少しセンチメンタルになり
今までの自分の金爆人生を振り返ってみました

ここまで読んでくださった方いらっしゃる?
ありがとうございます(土下座)

最後に、これだけ書いてきましたが、わたくしは後にも先にもキャンギャです←え
しかしゴールデンボンバー好きな方は推しはいれど、ほとんどの方が隠れキリッシャーだと思っております(そうじゃないよ、って方ももちろんいるでしょうが…!)
そんなキャンギャ(隠れキリッシャー)のお話でした

ありがとうございました(^-^)<キスミー!

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