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24.7.2024

昨日インターネットをみていたら、マジックナイトレイアースが30周年を迎えるそうで、新しくなってアニメが始まるそう。
小学生だった私の"好き"が詰まった世界が再び見れるのかと胸が高鳴る..!

そうだった私この世界観が大好きだったんだと思い出して嬉しくなる。
とくにセフィーロの空に浮かぶ島、精霊、魔神が眠る神殿、光ちゃん、海ちゃん、風ちゃんの装具、光る石やプレセアの踊り。

内容もよかった。信じる心が現実になる世界。セフィーロの住人たちの不安な気持ちが世界を作り上げていた。
エメロード姫が平和を祈ることで均衡を保っていたけれど、ザガードは1人で背負うエメロード姫を解放したくて悪役のようになり。。正義と悪というわかりやすいものはなく、皆がそれぞれの思いで動いていて。
エメロード姫やザガードの気持ちも、こどもの頃は深く理解できなかったけれど、大人になると視点が増えてより物語の奥行きが見えてくる気がする。
信じる心が世界を創る、これは核心だなあと思う。

当時の幼い私は特に海ちゃんが好きで(というより青色や水色が好きで)、こんな女性になりたいと思っていた。学校の制服も可愛くて。
風ちゃんの癒しの風、緑の疾風という魔法にも憧れていた。怪我を治す魔法をクレフから授かれるなんて憧れる。風ちゃんの柔らかな声や知的な性格も大好きだった。
当時光ちゃんにはあまり惹かれていなかったけれど、大人になって再び見ると、純粋で真っすぐで素敵な女の子だという魅力が伝わってきた。

当時は漫画をいつもいつも音読したり、ベッドでずっと読み返し、今は亡き父が、何をボソボソ読んでるの?と聞いてきたのを覚えてる。漫画のカバー表紙が微妙にボコボコしたテクスチャーだったのも懐かしい。Ⅱ期の漫画もさらに洗練されたデザインで大好きだった。

アニメが始まってからは、習い事で見れないから毎週ビデオ録画して、休日に見るのが楽しみだった。
オープニング曲の"譲れない願い"の冒頭のメロディーに子どもながら痺れて、あー私もセフィーロの住人になりたい!と憧れていたし、彼女達のような可愛くて美人な中学生のお姉さんになりたい!と憧れていた。小学生の自分にとって、中学生は自分から程遠い大人だった。

イメージカラーに合わせたデザイン、イラストも大好きで、彼女たちの周りにいる精霊達のデザイン、お花、フレームの石飾りなど、、今でも胸キュン。
当時はインターネットもないから、漫画を何度も何度も読み返していて、原画も、セリフも、瞼の裏に蘇ってくる。

兎にも角にも、レイアースは幼少の私の憧れそのもので。
この純粋な"好き"の要素は今の私の制作作品に通じてるものがあるかもしれない。

おとなになって、東京タワーの近くにいる自分。子どもの頃の自分に、今、東京タワーのすぐ近くにいるんだよーって伝えたい。

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