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ビールで、みんなをHAPPYに!

さまざまなビール情報を発信しているWEBマガジン「ビール女子」。
今回、編集長のSakkoさんとエディターのAyanoさんをお招きし、ビールを片手に活動内容やアルミ缶についての感想などお話をうかがいました。

(取材日:2023年5月)
多くの人に伝えたいビールの魅力
面白いアルミ缶情報をもっと知りたい

「ビール女子」はどのように始まったのでしょうか?

「ビールを通じて幸せになる人を増やそう」というコンセプトで、ビールに関する情報発信のWEBマガジン&コミュニティのサイトを運営しています。

もともと初代編集長が個人のブログで展開していたところ、他の会社から「一緒にやりませんか」と声をかけていただき、10年前に法人化しました。

このサイトを立ち上げたころは、ビールを楽しむのは比較的男性の人口が多いというイメージが強かったので、女性ももっと気軽に、そしてより積極的に楽しめるようになって欲しいなという思いで「ビール女子」と名付けました。

今は当時よりもずっと、女性も一人でビアバーにいったり、ビールを自分らしく楽しんだりしているようになったのではないかなと思います。だから最近は、読者ターゲットを女性だけに絞るようなことはせず、男女関係なく多くの人たちにビールの魅力を知ってもらいたいという気持ちで日々発信しています。

クラフトビールは、ポップなものやアーティスティックなものなど、ラベルデザインはいろいろ。
どんな味のビールなのか、想像しながら選ぶのも楽しい。

サイトではどのような情報を発信していますか?イベントもいろいろ開催されているようですね。

ビールの基礎知識、全国のクラフトビールおよび大手酒造メーカーの新製品情報、ビールに合うおつまみレシピ、海外のビールなど、さまざまな記事と最新情報をアップしています。そのほかに読者からの投稿コンテンツもあります。

イベントは不定期に開催しています。たとえば「競馬場でビールを飲もう」というように、ビールと他のワードを組み合わせた企画を行いました。これは、競馬ファンもビールファンもそれぞれ共に両方の魅力を知って、もっと世界を広げようという思いから生まれた企画でした。

コロナ禍以降はオンラインイベントも行っています。たとえば、各参加者の自宅に特定のブルワリーからビールを送ってもらい、皆で同じビールを飲みながら感想を言い合うとか。オンライン上でそのブルワリー内部を見学するといったイベントも開催しました。

最近ではスパイスメーカーに協賛していただき、各参加者が同じスパイスを使ってそれぞれビールに合う料理を作ってオンライン飲み会をしました。

このようなイベントは20才以上でビール好きな方であれば誰でもOKで毎回、参加者の3、4割は男性の方です。

オンライン女子会など、さまざまなイベントを開催

ビールのアルミ缶についてどのようなイメージをお持ちですか?

アルミ缶は軽くて持ち運びやすいのが良いですね。同じ種類のビールで瓶と缶があれば、ビールの中身や用途によりますが、缶を選ぶことの方が多いかもしれません。

最近、クラフトビールの缶を目にすることが多くなりました。「缶は瓶と比べて軽く、コンパクトに梱包できるので送料が抑えられるから」と聞いて、なるほどと納得しました。コロナ禍のため、ブルワリーから通販で購入して家飲みする人が増えたということなのでしょうね。リサイクル性に優れていてエコな容器だ、というのもポイントが高いと思います。

また、日本製のアルミ缶は海外製の缶と少し形が違っていて、タブに指を引っ掛けやすく、ラクに開けられるようになっているそうですね。いつも何気なく手に取っているアルミ缶にそんな工夫があったとは驚きました。

この他にもいろいろな技術が隠されているようなので、とても興味がわいて、もっとアルミ缶についての面白い情報を知りたくなりました。

タブに指がかけやすく、ラクに開けられる日本のアルミ缶。

今後の活動について

ビールを広めるために自分たちが今まで行ってきたことには誇りを感じています。これからもその軸がブレないように活動していきたいと思っています。

また、そろそろリアルなイベントも復活したいですね。毎回、参加者の方たちの熱量が高くてすごいんです。皆さん本当に楽しそうで、初対面でもすぐに打ち解けて。

ビールという共通の趣味を介してみんなつながっているんだという場面を何回も見てきました。それで「やっぱりビールっていいなぁ」と主催者である私たちが感動をもらったりしています。

次回のイベントは未定ですが、たとえばアルミ缶のタブについての話も面白い。そんな缶ビールにまつわるウンチクを学びながら、みんなで飲むというのも楽しいかもしれませんね。

取材場所を提供してくれた、クラフトビール専門店「びあマ神田店」(2024年2月に閉店)

※こちらの記事は、日本アルミニウム協会HPにて2023年5月1日に投稿したものです。noteへの移設に伴い、再掲しました。