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BtoBのリードナーチャリングとは?育成の手法とおすすめプロセスなど一問一答

BtoBのリードナーチャリングの基礎について解説します。リードナーチャリングとは何か?何をするのか?どんな施策を行い、どんな手法があるのか?おすすめのやり方・進め方は何か?などを一問一答でわかりやすく解説します。

リードナーチャリングとは何ですか?

リードナーチャリングとは、様々な施策・手法で獲得した見込み客(リード)に対して、定期的な接点を作り出し、信頼関係を構築しながら、見込み客(リード)の購買意欲を高めるプロセスや施策、手法のことです。「見込み客育成」「リード育成」などのような言い方もします。下記の図をご覧いただくとわかりやすいと思います。

リードナーチャリングとは?

リードナーチャリングでは何をするのですか?

下図では、見込み客を「商品軸」と「時間軸」で分解し4つのグループに分けていますが、リードナーチャリングは、「2」のホットリードに育成するための活動をします。

リードナーチャリングですること

このため、「3」のリードを「1」や「4」を経由して「2」に育成するような活動を展開します。

リードナーチャリングの例にはどのようなものがありますか?

リードナーチャリングの具体例をあげると下記のような例があります。

  1. 継続的なメルマガを配信し見込み客との関係を作る

  2. 見込み客にセミナー案内を送付し、セミナーに参加してもらう

  3. 見込み客にホワイトペーパーを送付し、課題解決に役立ててもらう

このように、見込み客に対して継続的に接点を作り、商談や案件の機会を作り出していきます。

BtoBのリードナーチャリングにはどんな手法があるのですか?

デジタルとリアルを活用した手法があります。下記の表に手法とその概要、KPI例、メリットやデメリットを記載します。

デジタルを活用したリードナーチャリング8つの手法「メリット・デメリット、主なKPI」
リアルを活用したリードナーチャリング4つの手法「メリット・デメリット、主なKPI」

リードナーチャリングのおすすめのプロセスはありますか?

BtoBのリードナーチャリングのおすすめのプロセスを1つご紹介します。初めて取り組むときに、比較的、短期間かつ、少ない工数で効果に繋げられる可能性があるプロセスです。メルマガとホワイトペーパーを使ったプロセスになります。

  1. 見込み客リストを整理(わかりやすいのは、売りたい商品を買ってくれそうな人をリストアップ)

  2. 整理した見込み客リストのリードが解決したい課題を営業部門などと協議し明確化(アンケート調査などを行う余力があれば事前にやっておくとより確実)

  3. リードが解決したい課題を解決する方法をホワイトペーパーにまとめる

  4. 整理した見込み客リストにメルマガを配信しホワイトペーパーのCVを獲得

育成したい見込み客リストをしっかり整備し、その対象者が抱えていそうな課題を分析して、その上で、課題に合わせたホワイトペーパーを作成します。そして作成したホワイトペーパーを活用してリードナーチャリングに繋げていくという流れです。比較的進めやすいリードナーチャリングプロセスで、多くのBtoB企業でも取り組まれています。

リードが解決したい課題を的確につかめているか?とその解決方法が魅力的かどうか?が成功のポイントになります。

リードナーチャリングの戦略・計画立案の方法は?

弊社式リードナーチャリングでは、リードナーチャリングを2つの戦略に分解して戦略立案しています。その戦略こそが、「長期戦」と「短期戦」です。

リードナーチャリング戦略「長期戦」の立て方

長期戦とは?
年間計画(年間育成計画)

年間計画のサンプルエクセルを弊社の下記のコラムからすぐにダウンロードできるので、参考にしてください。

リードナーチャリング戦略「短期戦」のシナリオ設計の仕方

短期戦とは?
リードナーチャリングシナリオ設計書の例

短期戦のシナリオ設計書のサンプルエクセルは、弊社のコラムからすぐにダウンロードできるので参考にしてください。

以上、リードナーチャリングの基礎について、一問一答で解説しました。

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