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2022年8月の記事一覧

プラットフォームよりもその上に乗るコンテンツのほうが価値があるとして、何をするといいのか?的な話

こんにちは! 今日、とある人と「若い世代からみて、IT起業家はかっこ悪いと思われている」みたいな話をしてたんですが、これを聞いて考えているうちに 「プラットフォームの上に乗る個人が強くなっているのは事実だけど、そういう人たちって短命だったりもするよな・・・」 「それをうまく仕組み化して大きなビジネスにしているのが、事務所系だよな」 「でも、事務所の次の形もありそうだな・・・→実際にすごいサービスがあった」 みたいなのに気づいたので紹介します。 そのすごいサービスと

日本は「集団主義 x 個人行動」なので、それに合わせたチームプレイがありそう

こんにちは! 昔、藤野英人さんが、Facebookでこんなことを投稿していました。 これはすごいおもしろいなと思っていて・・・。 日本人は、集団主義 x 個人行動 アメリカ人は、個人主義 x 集団行動 ということですね。 たしかに、日本は集団で決める = 空気がなんとなく決めるというのが多くあります。会議とかでも影響度がありそうな人が1人でも納得いかない空気を出すと、その意見は通りづらくなったりします。 新型コロナウイルスの対応においても、ルール化するよりも「自粛

AI画像生成は写真の発明に近いとしたら、スマホの出現はいつか?

こんにちは!けんすうです。 AI画像生成サービスがすごい勢いで広まっています。個人的にお気に入りなのはMidjourneyです。 どんな画像が出来上がるの?というのをまだご存知ない方は、Twtitterとかをしらべればたくさん出てくるので、見るといいと思います。 僕もこんな画像を作って楽しんでいます。 こんなのとか。僕のアイコンの「ロケスタくん」を作ろうと思っていろいろやっていました。 で、これは「絵を描けなかった人がおもしろい作品を作れるようになった」というので、

「クリエイターに使ってもらうクリエイティブ」を作るのがトレンドになってるらしい

こんにちは!けんすうです! 今日は「最近は、クリエイターに使ってもらうことを想定したクリエイティブを作っていくのが流行りつつある・・・?」みたいなことを書きます! インフルエンサーマーケティングの次数年前から「インフルエンサーマーケティング」みたいなのが大流行していまして・・・。要は、インフルエンサーに「この商品使ってくださいよ」「PRとして投稿してください」っていうやつですね。 これは、古くは、ブログの時代からありました。2004年とか2005年くらいにはもうあったよ

有料のnoteが増えていく利点は、点じゃなくて線でメディアを購読できるということ

こんにちは! 最近、有料のnoteとかをはじめる人が増えていると聞きます。この有料の機能とかは、かなり前からあるので、詳しい人からしてみたらいまさらか・・・?と思うかもしれません。 しかし、 機能的に実装されること と 社会が受け入れて広がっていくこと には時間的なギャップがあります。 記事を有料で公開できるようになってきたのは、ブログがはじまってから10年くらいたってからです。2014年くらいかな。もう10年くらいたつと、有料化が当たり前になると思うんですが、

距離が近すぎる人による簡易的なキャラクターを求められるインターネット

こんにちは! 今日はちょっとセンシティブな話についてです。結論は特になく、今思っている暫定のをメモ的に投稿します。 最近、立て続けに3本くらいの記事を読んで感じたことです。それは、インターネットによる、距離の近さによる、問題みたいなやつです。 まずひとつ目は、にじさんじに所属するVtuberのアクシア・クローネさんの活動休止の際の記事です。ご本人はこう説明しています。 人気VTuber、活動休止の背景に “母親ヅラ” ファンの暴走…「距離が近いから厄介」「コアファンあ

自分をストーリー化する物語思考-なぜかWeb3から始まるけんすうx箕輪対談(後編)

こちらの記事は、2022年6月15日開催に開催された「プロセスエコノミースクール第二期 4.5講目」で、編集者の箕輪厚介さんとの対談を記事化したものの後編となります。 前編・中編をご覧になっていない方は以下からお読みください。 今回で終わりますが、話はちゃんと着地するのでしょうか・・・。 主に質問に答えていくスタイルで書いています。 ペット業界におけるプロセスエコノミー戦術けんすう:「ペット業界が、プロセスエコノミー的に取ればいいと思う戦術(とは?)」との質問もあった

「なぜかよく嫌なことをされる人」とそうでもない人の違い

こんにちは! たまに「私はよく、誰かからひどいことをされやすいんですよね。私は悪くないのに・・・」みたいな人を見たりします。 で、そういう人を見ていると、たしかにトラブルによく巻き込まれているなあ、と思いますし、実際に1つ1つを点でみると「たしかに相手が悪いケースですよね」となるんですが・・・。よく見ると、ある意味では、自分でひきつけているケースもあったりします。 周りも「あの人は、たしかに一つ一つの事象は正しいことをいっているんだけど・・・」というような感じです。

自分をストーリー化する物語思考-なぜかWeb3から始まるけんすうx箕輪対談(中編)

2022年6月15日開催に開催された「プロセスエコノミースクール第二期 4.5講目」での対談を記事化したものの中編です。前編をご覧になっていない方は以下からお読みください。 引き続き、編集者の箕輪厚介さんとの対談をお送りします。 プロセスエコノミーを活用したマネタイズの成功例けんすう:「プロセスエコノミーを活用してのマネタイズ(について教えてください)」という質問がきています。 前編で出てきた河さんという方はけっこう成功しています。「Very Long Animals」

自分をストーリー化する物語思考-なぜかWeb3から始まるけんすうx箕輪対談(前編)

こちらの記事は、2022年6月15日開催に開催された「プロセスエコノミースクール第二期 4.5講目」での対談を記事化したものです。編集者の箕輪厚介さんとの対談です。 プロセスエコノミーとWeb3が交差する地点を探るような会話になっています。お楽しみください! Web3がつくる組織のカタチ箕輪厚介氏(以下、箕輪):これ、「プロセスエコノミースクール」といって、参加者30人くらいでやっています。第2期は尾原さんが抜けたんですけど、普通に話をして、質問がきている部分で『物語思考

自分の欲望に対して数値化とその詳細を書いておくのがよかった

こんにちは! 昨今の流行でいうと、お金やよい家、車などへの欲望を持っていると、なんとなくかっこ悪い、みたいな風潮があります。一昔まえは、SNS上でたくさんのフォロワーを集めて影響力を持つことがかっこいいとされ、自己顕示欲や自分をよく見せたいという欲が盛り上がったりしました。 ここ数年だと、自分の好きなものを追求したり、そこにどっぷり入ることがよしとされるようになり、好きを突き詰めたい、という欲を持っている人をよく見ます。 んで・・・。こういう「欲」は個人的にはパワーにな

能力高いけどサボれない、だから効率が悪いというケース

こんにちは! 今日は「能力が高くて真面目な人ほど、サボる発想が少なくて、効率が悪い時ってあるよねえ」みたいな話を書きたいと思います。 優秀な人あるある言われたことを理解してちゃんとやる、指示どおりに動ける、マニュアル通りに動けたり、そもそもマニュアルを作成する、、、ということができる人は真面目で優秀な人と言われたりします。 ここでは「優秀な人(正統派)」とでも呼ぶことにします。 そういう人たちは、当然、会社や組織から重宝されるし評価されます。しかし、賛否両論あるけど、

世界観を作れる人とは何か、なぜそういう人が必要になっていくのか

こんにちは! 最近、周りでちらほら議論になりやすいテーマとして「これからの企業には、世界観を作れる人っていうのが必要になるのでは?」というのがあります。 それについて書きます! どういうこと?世界観を創る、という言い方はなかなか説明が難しいんですが・・・。 例えば、任天堂がマリオを作れるとか、糸井重里さんがゲームのMOTHERを作れるとか、尾田栄一郎先生がONE PIECEを作れるとか、そういうイメージをまず持ってもらえるとよいかなと。 MOTHERとかは、未だにグ

40歳になってから諦めることにしたものリスト

こんにちは! すっかり僕も歳をとって、もう40歳をすぎているんですが、30代くらいまでは「がんばればそれなりにいけるでしょう」という風な気持ちがあったものの、40歳になるとさすがに死を意識しはじめて、「全部は無理だな」という気持ちになるわけです。 というので、いろいろ諦めざるを得ないんですが、それを明記しておかないと、いつまでたっても執着しちゃうと思うので、書き出してみました。 それを紹介してみます。僕のひとり語りになっちゃうので、ほとんどの人は興味ないと思うんですが「