すべてがgitになる
要点
会社ってすべてはバージョン管理されるべきじゃない?
ツールはgitの必要は無いけど、現状一番適してるのはgitじゃない?
国会もgitにして、git駆動国家になったら良いな
git駆動会社
GitLabの全てを文書化する文化はすごく良いと思う。真似したい。
公開する文化
大抵の文書は管理者が少ないから腐る。
関係者が全員で運営する方式が良いと思う。
だから(社外か社内かはともかく)公開する文化が必要。
基本的には情報は公開されるべきであって、機密である必要がある場合に限定範囲を都度検討するべき。逆では無い。
全体に公開されても責任者が曖昧だと放置されるので、正しく管理する方向への圧力が必要ではある。(有能な管理者がいるうちは問題無いけど)
一般公開すれば不正な状態は勝手に発見してもらえる。
一般公開しないにしても社内情報をあえて分断して持っておくのは効率が悪いように感じる。
ちなみにwiki形式で一般公開は手軽な管理方法として悪くはないけど、無責任なので更新にはレビューが入るのは必須だと思う。だからgitを使う。
いろいろgit化
まず採用の前提としてgit使えることとかにしたい。(将来的にはツールの進化で使いやすくなるとして)
経理とかもgitにしたい。すでにやってるところはあるみたいだけど稟議とかMRで処理してみたい。
会社の全てがgit化されており、git化された情報を元に計画を作る。
Issueでタスクを作成して議論し、MRで仕事を進める。
正直エンジニア的に業務構造が解釈しやすくなるというだけで効率化されるのかはわからない部分もあるけど、やってみたさはある。
別にgitじゃなくても良いけど
バージョン管理ツールはgitである必要はないけど、覇権ツールなのでバージョン管理=gitということで書いている。
あとgit本体というよりはGitHubやGitLabを前提にしているので、git駆動というよりはIssue駆動に近いかもしれない。
周辺ツールに付属するタスク管理、マージとレビュー、自動化とか、もろもろ含めて、ソフトウェアのために発展してきた機能だけどもっと広い範囲デ使えるのではないだろうか。
ただ、gitとその周辺ツールが成熟しきってるとは思ってないので、いつかすべての情報がgit的な分散バージョン管理になるとしても今現在で便利になるかというとまだ疑問ではある。(けどやりたい)
git駆動国家
会社だけじゃなくてさらに広い範囲にも応用してみたい。
エンジニア的議論の作法
憲法改正の議論が出るたび思う。
複数の問題を一括で直そうとするんじゃない!
死文のリファクタリング
9条とか揉めるであろう仕様変更
同性婚の扱いとか比較的合意の進みそうな機能案
とか別々のMRで出して欲しい。
別々には議論しづらい、全体の整合性かなにかのためみたいな話があったとしても、それは曖昧な雰囲気の話じゃなくて具体的な影響範囲とか相互の関係性とかを文章化して別途議論したら良いと思う。
国会の議論
国会も文章ベースの議論にして欲しい。
口頭のやりとりでは、「誠実さ」「国民への理解と共感」「政策能力の高さ」などが感じ取れる気がするだけであり、実際にわかるわけではない。
実際にわかるのは「コミュニケーション能力(サイコパス的方向も含む)」「論破力みたいなもの」「瞬発的な思考力」などだと思う。
あと一部の議員とかはSNSでヤバめの発言をしているが、そういうのはすぐに流れてしまう。街頭演説とかもそうだけど瞬間的に強い言葉で共感を誘って、実行する段階ではそれが無かったかのように穏便に進めることが出来てしまう。
政策に関する発言はすべて文章として記録することで正しく評価できるようになる。
政策はgit(GitHub)で管理して欲しい。
と言うことを考えてたら都知事選にびっくり
安野たかひろという人がマニフェストをGitHubで公開して議論の場にしてる。
Issueは100以上立ってて、PRも細かい調整多いけどそれなりにマージされていて、本人もちゃんと参加してるし、議論は盛り上がってるように見える。
都知事選の一時的な盛り上がりじゃなくて継続してくれたら良いな。
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