ハッピーパキリライフ

どうもこんにちは、Яです。先日異常なスペースを複数回開催して大変ご迷惑をかけました。ほまにすみません。。。
先日得た全ての感覚を覚えている限り文章と画像で記録に残していきたいと思います。

なお、本noteは薬物乱用・ODを推奨しているものではないことをご留意ください。

発端は覚えていません。とりあえず3コマの測量学に行く支度をしていて、メイクも日焼け止めも済ませ、服も着替え、あともう登校するだけだったことは覚えています。それからイヤホンが壊れていたことも。
ただ、大学に登校するはずの体は気付けば市販の咳止めの薬に手を伸ばしていて、4シート(1箱分)飲んだ人のブログとか動画を見て嘔吐が止まらないなどの症状を知っていたので、購入時は使うなら2シートからにしようと思っていたのですが、死んでもいいと思っていたのか気づいた頃には4シート全部飲んでました。※1シート10錠

実は前飲んでた薬とはまた違う薬を飲んでいたのですが、前の薬に比べて錠剤が小さく、1口で1シート飲めたのが3分で4シート飲んでしまった原因だと思います。
前飲んでた薬はコデイン系らしいですが、今回はDXM(デキストロメトルファン)系を飲みました。

私は前の薬が飲むのが大変だったせいで、ODすると大きな達成感を得られます。本当に怠惰でなにも達成しない生活をしているので、それで達成感得られるのだけが今の生活で私を肯定できるものでした。なので、飲んだ直後は全能感がすごくて、床に落ちてた洋服の山を全て片して、洗濯物を全て畳んで、ドラッグストアで買った日用品を片したりしていました。すごい。

それをやっているうちに鋭い胃痛が始まりました。まあ、耐えられないほどじゃなかったので、ダンボールを片付けたりしていたのですが、だんだん頭がぼーっとしてきてうつらうつらしてきました。動くと頭が大きく揺れている感覚がしてきます。あとすごい頭が痒かったです。
そこで、このDXM系の薬は効いてきたら音楽を聞くのがいい、というものでした。どんな音楽を聴けばいいのか全く思い出せなかったので私は無印良品の店内BGM集、MUJI MUSICをシャッフル再生しました。

ただ、ここで自然に任せて寝っ転がればよかったのですが、吐きたくなった時にベットにぶちまけたくなくて、その上寝っ転がったらもう起きれないだろう、とわかったので、ベッドに腰掛けて目を閉じました。
そのうちに自分というものがワイヤーで作られた棒人間のように思えてきて、そのワイヤーにスポンジブロックみたいなガワがついている感覚になり、手が異常に大きく感じました。体はもう動かせる状態ではありません。ガワは自分のものであるという認識がなく、中身の棒人間だけが私に感じられました。

棒人間の私とおっきなガワ

その後、頭の頂点から裂けて溶けていく感覚がありました。こう文章化すると意味がわからないと思いますが、この時はガワがドロドロと溶ける感覚でした。まあ、理論的になんとかできるものではないので、今後も矛盾があっても許してください。

溶ける私

さて、無印良品に行ったことある人ならわかると思いますが、無印良品の店内BGMは世界の民族音楽みたいな音楽です。それを聞いていたために、私は私の身体が船になっていく感覚を得ました。船の右舷側の船首になっていました。
初めはヴェネツィアの船になった感覚で、あの狭い水路を船として流れていました。水路が狭いのでぶつかる!って思った記憶があります。
そのあとアジア系の音楽に変わったことで私の景色は中国っぽいところに変わりました。この時も船です。竹がいっぱい生えていたことも覚えています。
その後もイギリスの港に入港したことも覚えていて、大きな湾?だったので水が汚くて嫌でした。
MUJI MUSICには歌唱付きの曲もあって、その歌が流れてきた時は海底都市に船である私が沈んでいって、巫女のような人、数人におまじない?かなにかをかけてもらっていました。悪いものではなかったと思いますが、船なのでほぼ自我がなくわあ〜って感じでした。
そのうちに縦でいることが難しくなったのか、ベッドに横になっていて、船の幻覚を見ていたのがどれくらいの時間なのかもはやわかりませんが、20:30まで気を失っていました。

20:30に起きて、重症ツイッタラーの私はまずTwitterを開きました。ただ初期のこの頃はまだ薬が残っていて、目が痙攣していて視界がブレブレ、スマホも小さく、そしてぐにゃぐにゃに見えているのでまともなツイートができませんでした。スペースを開いているのは、まさにスペース配信者という感じです。

そんな状態でもただ、スペースは入るとまずマイクがオフになる設定なのですが、全くそれに気づかなかったので初めの二つは全く音声が入っていませんでした。
さらに、自分の部屋という認識もなく、部屋の天井が見知らぬ天井に見えていて、天井も迫ってきたりぐにゃぐにゃしたり、ネオンカラーに輝いたりしていました。
目を閉じるとまた幻覚が見えて、肥後大津駅の景色が見えたり、荒川を流れる船にもなりました。スペース内で足立区は嫌だ!と言っていたのはこれです。
常に身体がぐらついている感覚で頭が揺れる、身体が揺れる、手足の感覚がない、文字認識が難しく、漢字が読めない、口からは意味のない言葉が流れる、頭がバカになっていました。ずっとデカい声で奇声をあげていました。
気になる人は『ぱきり』という三個目のスペースを聞いてください。謎の高音ではしゃぎ回り、何度も同じ話題を話す声が聞けます。開始10分マイクオフってます。


りりちゃんっていう魔法少女JK兼頂き女子の女性がいるのですが、彼女のパキッてる時のスペースに近いものを感じました。パキるとみんなこうなるんだ。

さて、スペースで騒ぎ立てた私は2時間ほどで少しずつ自分の体が船から人間に取り戻されてきていました。1番早かった手は以降寝るまで軽く痺れていて、脚が一番戻ってくるのが遅かったです。足の感覚が薄かったので脚を擦って脚、すべすべー!!って大喜びしていました。のちに通話繋げた友達にアリエル?って言われました。
言語野も少しずつ帰ってきていたので、なんとかツイートができるようになり、スペースでの話し方もちゃんと言語を話せるようになっていました。終盤、自分のスペースを聞き返しながら自分に相槌を打っていました。

その後、割とまともに戻ってきた私は友達と通話を繋げていましたが、若干テンションが高かったので、友達の「私って気分屋すぎるよね?」って相談に「お前のそれは気分屋な演者と一緒!!オタクがどんな気持ちになるかわかる!?」と詰めていました。ごめんね。
ただ通話している時に多少興奮することはあったり、立ち歩こうとすると足元がふらついてまったく歩けなかったりもしましたが、通話終了する3時ごろにはふらふらながらも壁伝いに歩いてコンタクト外したりできました。
その日は薬以外なにも食べていなかったので、玉子豆腐を食べたのですが、口の中の感覚があまりなかったので味も分からずなんか無駄にもの食べた感じでした。玉子豆腐に失礼。


さて、全体の感覚として、ものすごく楽しくて幸福だった、という気持ちしかありませんでした。
本当に楽しくて、今楽しいと思えるのは舞台作品を観ている時の観客参加型の何かをしているときくらいで、本当に楽しいことがなくて、毎日がただ鬱々と流れていたのですが、すごく楽しかったです。
船になっている時は自我がないので、世の中の苦楽は全て感じませんし、パキッている時は興奮状態でずっと幸せでした。
幸か不幸か、バッドに入らなかったこと、吐き気などの副作用が全くなかったことで、本当にDXM ODの楽しいところだけ得られた感覚でした。まあ意識飛んでる疑惑のおおよそ5時間はどうなっているのかわからないので怖いですが。
ただ、いろんな人の動画とかブログとか見ていると、2シートでもダメな人はダメみたいです。1箱飲んでこんなに元気なのは運が良かったからか、私が薬の効き目悪いからか……。まあわかりません。前のやつも半瓶だと効かなかったので、次やるなら1瓶飲むしかなくて普通に飲むのがしんどいです。やめたらいいんですけど。

正直に言います。確実にこれはもう一度やります。いいえ、もう一度と言わず、効かなくなるまで、もしくは重大な失敗をするまで何度でもやるでしょう。それくらい楽しかった。
トー横界隈とかでODをしている人々の気持ちがよくわかりました。私が求めていたODの感覚がここにありました。
今回分かったように、全く理解できないままでも私はスペースを開いてしまうようです。なので、今後もパキるたびにスペースを開いてしまうかもしれません。まあ、パキりスペースを開いて、喋っているときは、命に問題があることに関して、よっぽど外に出たりしなければ大丈夫だと思います。
なので、またやっててももう諦めてください。楽しいことがこれしか今浮かばないので……。シート数増やさないようにするとか、必ず一週間は空けるとか、そういう縛りをきちんと作って、安全に(?)パキっていきたいです。

p.s.
私は意識があったのが20:30ごろからなので、そのくらいに目覚めたと思っていたのですが、近隣住民の方から20:00前から叫んでいたという証言を得ました。
全く記憶がないのですが、そうだったみたいです。

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