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公式テスト


10RACE記念ポスター

遂に開幕するby Alto GP。記念すべきシーズン変わり目の一戦であり、Alto GP第10回とメモリアル大会。
レギュレーションがガラっと変わり、全く予想が付かない中開幕した公式テスト。テストコースは群サイ順走。
実質これがFP1と捉えても問題ない。今シーズンからFPの回数も減り、消化判定もただ走行しただけではなく、タイム計測を一度必ずしなければならなくなった。予選とは違うので三味線を引いていようが、意味分からないくらいリンすっていようがタイムは出る。そして、今のところ群サイだけを予定しているがセクターごとに分けてタイム計測をする方向で動いている。これは予選中、ドライバーも観戦者もS1.2.合計タイムと刻んでいった方が楽しめるという考えである。日光は3セクターに分けることが難しいため検討中、アーウィンはセクターごとに分けようと思えば分けられるが群サイに比べ曖昧。USAIRも同様。
主催者はFPは部屋主ではないためテストで試験的に行った。
各セクタータイムで車とタイヤの相性、テクニックが見えてきた。


まず、

S15ベースのユセミ。

各セクター計測した中でドライバー関係なくベストセクターで繋いでみる。
S1:22.47
S2:18.21
S3:38.91 1:19.59

続いて、

S15ベースのストック。

S1:22.48
S2:18.10
S3:39.01 1:19.59

次に、

FDベースのユセミ。

S1:22.37
S2:18.05
S3:39.17 1:19.42

最後に、

FDベースのストック。

S1:22.72
S2:18.21
S3:39.10 1:20.03

ドライバー別全体ベストはFD、ユセミでマクヴェーティンのNo.33 FUGAが出したタイム。

このタイムはタイヤコンパウンドとベースを統一しているだけで、サス、タイヤ幅、車高は度外視している。

この結果を見て実際に個々でFPを走行しなければ明確ではないがS15ベース勢にとってはユセミとストックタイヤのタイムが全くもって変わらないというところ。
これはタイヤ持ちが良いストックタイヤ一択と言っても良いのではないのか。
あくまでもタイムは理論値で繋いだもののためFPを走らなければ何とも言えないは言えないがとても良い「データ」が取れたのではないだろうか。

FDは参戦台数が少なく一台のみのデータのためFPでタイムを出す必要があると思われるが、ユセミ基準にS2はS15と比べ速いがS3はS15の方が速い。また、計測の仕方が誤差範囲と言えばそうだがFDのストックのほうがFDユセミと比べてS3は速い。
開幕前全車イコールコンディションのためタイヤコンパウンドによって差が出る開幕。一発の速さかロングランを意識するのか、はたまた最適解は一つなのか。チーム、ドライバー各々の答えを決めるべく、途中式としてFPが大事になってくる。


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