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「ゼノブレイド3 微妙」と言われてることについて私が思っている事※ネタバレ有

ゼノブレイド3 微妙 !?

なんて怒ってはいませんよ
なんて物騒なことは考えていませんよ

本記事にはゼノブレイド3のエンディングまでのネタバレを含みます


あのエンディングからこのタイトル

今作も、とても楽しませてもらいました。

ムービーからシームレスに戦闘に移行するのは初回の戦闘から「おお!」となりました。

戦闘BGMも敵の体力に合わせて変化したりとより自然な演出に磨きがかかっています。

育成システムも個々のクラスのマスターは簡単でカスタマイズを楽しめるので、
MMORPGのそれの良いところを汲み取ってる感じで楽しいです。

他にもフィールドスキルの発動のためにいちいちブレイドを切り替えるみたいな操作がなくなったり、
クイックムーブで俊敏に移動できたりと極力ストレスを無くそうとする工夫が光っています。

でも船の操作はクソだと思います、特に降りる時。

なんでそんな位置に降りるの?

まあとりあえずストレスはタキオンスラッシュでぶっ飛ばせ



さてクソ長い前置きは置いといて本題です。

エンディングを見終わり今回も面白かったな〜と思ってネットを覗いていると
「ゼノブレイド3 微妙」というサジェストが。

どうやら今作は過去の作品と比べると賛否がはっきり分かれてるみたいです。

そんな中で主に否の方の意見の中で3つ選び、私の思った事を書かせていただきます。

どうみても8や!


①ハッピーエンドじゃないのが納得いかない

思い出は朝陽に溶けていく

納得がいかない、と感じるのは無理もないと思いますね。
ゼノギアスから今作に至るまで、サーガⅢとクロス以外は大団円のハッピーエンドですから。

快適な温度のお風呂から水風呂や高温風呂に入れられたら誰でもビックリしますよね。

私としてはノアとミオがあまりにもイチャイチャしてるので、
ハッピーエンドにならなくて良かったなとすら感じてるくらいです。

最初は敵同士だった二人が半ば事故同然に深層心理レベルで融合して、
互いを知ったと思ったら理解し合えてない部分もあって、
それを乗り越えて相手に抱く気持ちに気付いていく。

その終着点がラストシーンのキスであり、
直後に待ち受ける次元レベルで引き離されるという悲劇をより引き立たせるわけです。

ここまでのお膳立てをされて、
ハッピーエンド!これからもずっと一緒!
とかされるよりこの終わり方のがより心に深い印象や傷跡として残りますね。
少なくとも私にとっての話ですけど。

素振りキチにならない世界線のノアくん

なんならラストシーンでは、
それまで静止していた時間は動き始め、少年ノアは一瞬の夢から醒めたかのような様子。

恐らくアイオニオンで経験したこともミオのことも忘れていくことなのでしょう。

それはミオについても同じことだと思いますし、
再び2つの世界が出会えるという希望が叶わないままノアとミオが夢の中で愛し合ったお互いを朧げ覚えてるという方が切なくて、
救いがなくて良いのではないでしょうか?

本編では希望を持たせるような終わり方をしていますけどね。

他にも言われてることの多くは、
きっと本作がハッピーエンドじゃないことに起因しているのかな?と思いました。

終わりよければすべてよしの逆で、
終わりが納得できないから他も全て悪く見えてしまう。

それぞれの人の中にある真実はわかりませんが。

②説明不足じゃね??

男の子だと思う 男の子であってほしい

黒い霧、六氏族、ラッキーセブンの出自、リク1000歳越え説、エセルの正確なバストサイズ、ユズリハの性別、シドウってぶっちゃけシタン先生じゃね?など。

説明がされてなくて説明不足すぎるよー!という声が結構散見されました。

これについて私の個人的な意見はたった一つです。

「分からない事を実はこうなのかもって考察するのも楽しいよ」

本当にただこれだけです。

リキもリクも色んなことを教えてくれる

それと近い話なのかもしれないですけど
「本作を面白いと思えてないやつはサブクエをこなしてない」
という意見や、それに対する
「メインがつまらないならそもそもダメ」
という意見。

"面白いかどうか"を感じるかどうかは、プレイヤーが楽しもうとしてるか否かも関係してるとは思います。

もちろんゲーム側からの面白さの提供は不可欠ですが、
それを汲み取る側の個人差もあります。

つまる話が万人にウケるものは存在しないのだと思います。

というか万人にウケる無難なものなんて、
尖りが無くてつまらないと思いませんか?


③メビウスに感情移入できない

クソデカ感情(cv大塚明夫)

これはまあ…メツやシン、マルベーニが良い悪役だったねって話をしたいんでしょうけどね。

感情移入できない悪役の方がぶっ飛ばしててスッキリしませんか?

でもこれ面白いのが、メビウスは
「己は前に進む事や変わる事を怖がりながら、他人が命を燃やしながら進もうとしたり変わろうとしたりする様を見て楽しんでいる」
「さらに彼らは人が持つ感情が生み出したとても弱い存在」
と知った瞬間にまるで心を見透かされているような気分になってしまいました。
まるで戦争映画見てる時の私みたいだなぁーと。

結果的にシンやマルベーニって、
強い存在でありながら心の弱さを代弁してくれるキャラ達だったんですよね。

それが今回は人の弱さそのものが具現化するという切り口の悪役を描いてくれたので新しい味わいがありました。

最初の方は「ムムカがいっぱいいる!」とか思ってたんですが。


以上3つまとめてみて思ったんですが、
過去作と比較して語られている事が多いみたいです。

ゼノブレイドもシリーズが進んできて、
ついに他所の作品との比較ではなくシリーズ内での比較がはじまるようになったんだ、
まるでファイナルファンタジーみたいだね!と感じました。

最後に:そんな私の否の部分

そんな私でも納得出来ないことを1つ言わせてください。

レックス、お前ヒロイン3人ともに種付けする必要あったか?

史上最低の「私が生産者です」

せっかくゼノブレイド2を同じハードで出してるんだから、
プネウマをホムラ呼びしたかヒカリ呼びにしたかのセーブデータを参照してどちらかの子供にすればよかったじゃないか。

ちなみに私はヒカリ派です

更に言えばLOVEじゃなくてLIKEなニアと子供作れる神経も分からない。

あの世界は一夫多妻制なんだよって擁護してる人たちは、
一生三番目の女として生きるニアが可哀想だと思わんのかね。

あざとい経産婦

ニアの夫はレックスとは別にいる説を信じてやまない私です。

あの写真、ブレイドも子供作れるようになってよかったねって感情と三股クソ野郎ちんキノコもげろって感情がグチャグチャにされるんよ。

その写真出してファンが喜ぶだろうと思った人マジで誰なんだ。

"選択"が大切なストーリーなのに、ありえない選択をする男、レックス。

スマブラに参戦できないのも納得である。

「えぇー!俺が参戦するんじゃないの!?」

「当然の結果だな」

「見境なくヒロインに種付けするからだ、そうだろ?レックス」

「レックス、本当に酷い!」

もしかして君のお父さん?

なんだかんだ言ってエキスパンションパスの追加要素も楽しみです。

最後まで読んでくれたあなたに感謝を。

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