動画生成AI Runway Gen-2の超さっくりレビュー
このNoteについて
みなさんこんにちは!このNoteでは、生成AIを駆使したYouTubeチャンネル制作に関するTipsをお届けしています。
今回は、作業用BGM動画の制作に活用している「Runway Gen-2」についての超簡易レビューをお届けしたいと思います。
「Runway Gen-2」とはTextToVideoと呼ばれる生成AI技術を提供しているWebサービスです。命令文(テキスト)を入力することで、それを再現する静止画や動画をクイックに制作してくれます。
今回の記事ではRunway Gen-2の細かい説明は端折ってしまいます、、、
無料トライアルも可能なので、興味がある方につきましてはまずは触ってみるのが良いかと思います!
Runway Gen-2の良いところ
早速ですが、私が感じているRunway Gen-2の良いところをまとめました。
静止画の生成は試し放題:
命令文の入力から静止画を生成するところまではクレジット(後述)を消費せずにいくらでも試すことができます。
自分で用意した静止画インプットとして動画に変換することも可能ですが、私個人的には写真や絵のストックがあるわけではないので、この機能を何よりも重宝しています。描画モードが豊富:
フォトリアル風からアニメ風など、様々な描画モードが用意されており、実際に選択するモードに応じたアウトプットの多様性を感じます。シンプルにいろいろいじって試すのが楽しいです。
動画変換時の細かいパラメータ設定が可能:
静止画に動きをつける際、動かす量(1〜10)やカメラのモーションなどを設定できるパラメータがほどよく細かく、直感的な操作で行えます。商用利用が可能:
有償プランであれば商用利用が可能なため、YouTubeで収益化を狙うクリエイターにとってはありがたいです。月15ドルから。
Runway Gen-2のイマイチなところ
一方で、Runway Gen-2に対する多少の不満はあります。
超短尺:
生成される動画は4秒と非常に短尺であり、BGMチャンネル制作においては実は不向きかもしれません。ここは編集でカバーしています(これについてもいつか記事を書きたいです)
なお、生成された4秒動画を、さらに4秒伸ばす、みたいな拡張は可能です。(上限あり、たしか16秒…?)課金してもクレジットに上限がある:
有償プランであっても、毎月一定量付与されるクレジットを消費していく形式となります。静止画生成までは無償でお試しが可能ですが、動画生成についてはプレビューができず、動画生成時点で必ずクレジットが消費されてしまう点に注意が必要です。
実際、おかしな挙動になってボツになった動画もいくつかあります。が、これはこれでYouTubeショートに上げてみたら面白いかなと思ってとらいしています。
https://youtube.com/shorts/PdP6NoBcIWM?feature=share生成される静止画には限界を感じる時も:
特に実在しないものについて、出したい静止画イメージが出てこないケースを多々感じます。(伏魔御廚子のような神社仏閣を作りたくて延々と試していたができなかった)
終わりに
今回は、Runway Gen-2のメリットとデメリットについてご紹介しました。
繰り返しになりますが、TextToImage (画像生成)までは無償で試せるのがかなり強いです。
実在するものであれば、フォトリアルなものでもかなり高いクオリティのものが出せるなと感じているので、これからもどんどん使い倒していきます!
そんな、Runway Gen-2を活用して制作したBGMをYouTubeで配信しています。ぜひ、ご覧ください!!