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2大エース流出の危機

こんにちは。パルです。前回は、エストレーモの補強の噂について書いていきましたが、今回はアルサッドの放出の噂などについて書いていきたいと思います。

はじめに

アルサッドの試合を何試合か見ている方は分かると思いますが、アルサッドの攻撃において欠かせない選手が二人います。まず一人目が11番のバグダード・ブーンジャー。そして二人目が45番のアクラム・アフィフです。アルサッドはこの二人がいなかった場合の攻撃はサイドから浮いたクロスとミドルシュートのみと言っても過言ではないほどに攻撃パターンが少なくなります。この二人の紹介については今後のブログで書いていくので、今回はこの二人を夏に同時に失う可能性について書いていきます。

1.バグダード・ブーンジャーへの興味

先ずはバグダード・ブーンジャーの移籍の可能性について書いていきます。バグダード・ブーンジャーには毎年たくさんのクラブからのオファーがありますが、今年もバグダード・ブーンジャーへの興味を示しているとの記事がありました。以下がその記事です。

https://m.masralarabia.net/1538885-%D9%81%D9%8A%D8%AF%D9%8A%D9%88--%D8%AA%D8%B1%D9%83%D9%8A-%D8%A2%D9%84-%D8%A7%D9%84%D8%B4%D9%8A%D8%AE-%D9%83%D9%84%D9%85%D8%A9-%D8%A7%D9%84%D8%B3%D8%B1-%D9%81%D9%8A-%D8%A5%D8%AA%D9%85%D8%A7%D9%85-%D8%B5%D9%81%D9%82%D8%A9-%D8%A8%D8%BA%D8%AF%D8%A7%D8%AF-%D8%A8%D9%88%D9%86%D8%AC%D8%A7%D8%AD-%D9%84%D9%84%D9%85%D8%A7%D8%B1%D8%AF-%D8%A7%D9%84%D8%A3%D8%AD%D9%85%D8%B1/amp?__twitter_impression=true

この記事についての簡単にまとめると
「エジプト・プレミアリーグ(エジプト1部)のアル・アハリSCがアルサッド11番バグダード・ブーンジャーの獲得を検討している。」
といった内容のものです。

アル・アハリSCとしてはアルジェリア代表でアフリカにルーツを持ち、毎シーズン数多くのゴールを決めているバグダード・ブーンジャーの獲得を検討するのは当然の流れのようにも思えます。さらには、チュニジアやアルジェリアといったアフリカのクラブでもプレーしたことがあるというのもアル・アハリSCが獲得を検討している理由だと思います。
ただ、アルサッドにはバグダード・ブーンジャーを放出する意思はなく、獲得したいのであれば2000万€(約23億円)を支払えという形です。
これに対してアル・アハリSCとしては、想定していた値段とかけ離れていた為に、バグダード・ブーンジャーではなく他の若手選手にお金をつぎ込む方が合理的と感じている様です。

次に、この後にバグダード・ブーンジャーの発言についての記事を載せておきます。
https://www.africatopsports.com/2020/04/21/mercato-baghdad-bounedjah-vise-la-continuite-avec-al-sadd/

この記事についての簡単にまとめると
「バグダード・ブーンジャーは複数のクラブからの興味があるのにも関わらず、彼のインスタライブで『アルサッドの他にはない』と話し、アルサッドに留まる意思があることを明らかにしました。バグダード・ブーンジャーは2024年6月30日までの契約を果たすつもりです。」
といった内容です。

バグダード・ブーンジャーが残留の意思を一番に示してくれたのは非常に嬉しいことですね。彼程のストライカーを獲得するとなれば、莫大な移籍金が発生すると思いますし、中々見つからないと思います。
ただ、ヨーロッパを含めたいくつかのオファーを毎年断っているとはいえ、年齢も28歳ですしセビージャやレスターなどのヨーロッパのクラブでCLに出れる様なクラブからオファーがきたら受けとる可能性も低くはないと思います。

2.アクラム・アフィフの完全移籍での獲得は
なし?

個人的に心配しているのはこっちです。現在アクラム・アフィフはラ・リーガ・サンタンデール(スペイン1部)のビジャレアルCFからアルサッドに2020年6月30日までのレンタルで加入している選手です。つまり、完全移籍で獲得しなければビジャレアルCFへ戻ってしまうということなのですが…

完全移籍での獲得またはレンタル期間延長の話が全く出てこない

アルサッドの攻撃において一番重要なのはアクラム・アフィフの個人技があること。これがなくなった場合、アルサッドの攻撃の8割程度が機能しなくなってしまうと思ってもらえれば、完全移籍やレンタル延長の話があがってこないことが、アルサッドにとってどんな危機を及ぼすのかは分かると思います。
また、アフィフはカタール人選手の為外国人枠を消費しなくても良いというメリットもあります。
ただ、アルサッドが契約の延長などに動いた場合でも、アフィフ自身にヨーロッパに戻るという意思があるのであればアルサッドに成す術はありません。
実際アフィフがヨーロッパに戻りたいという意思は少なからずあると思います。それは、昨年の夏にビジャレアルと一年の契約延長をしたことからもわかります。
後はアフィフがヨーロッパで数少ないチャンスを掴みにいくチャレンジをするのか、またはアジアでスタメンがほぼ確約されたチームでプレーすることを望むのかというところになってきそうです。

もうひとつ個人的に嫌なのは、サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)のアル・ヒラルなども獲得に興味を示しているというところですかね。他のアジアのクラブに移籍されたら非常に厄介な選手になると思いますし、他のアジアのクラブとの争奪戦になるのであれば確実に勝ち取ってほしいところです。

最後に

今週もご覧いただきありがとうございました。COVID-19の感染が拡大しているので、気をつけてお過ごしください。
また、COVID-19の影響でリーグでもが停止している期間は、ブログの更新頻度を増やすことも考えていますので、宜しくお願いします。
ブログの感想やAl Sadd JAPANとして活動したいなどコメントやTwitterのDMにてお待ちしてます。

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