道具にまつわるエトセトラ

公私に関わらず、道具って大事だなーと改めて思う。

何かを始める時、私は形から入るタイプだ。
例えば、バドミントンを始めるとしたら
自分に馴染むラケットはどれかな?とか
シャトルはどのメーカーが使い勝手が良いのかな?とか
見た目が格好良いウェアやシューズはどれかな?等と
あれこれ比較検討し、予算と話し合いながら道具を準備する。

テンションが爆上がりするようなモノを購入できた時は
寝食を忘れるくらい夢中になり、腕前もそれなりに上がるが
そうでない場合は、あっと言う間に熱が冷めてしまい
買い揃えた道具たちは、いつの間にか薄暗い押入れの中に眠ることになる。

「継続は力なり」と言われるけれど、私の場合
継続するためには自身を高揚させる道具が大切なのだとしみじみ思う。
時には行為そのものに夢中になり、それなりに実力がつき
それに伴って道具が進化する場合もある。

何かを始める時だけに限る話しではなく
例えば、食事の際に使用する食器たち。
自身の大切な人との食事の時は、100均で購入したお皿ではなく
少し値の張った自身のお気に入りの一枚を選ぶだろう。
1000円のワインも、ちょっとお洒落なグラスの方が
見た目も美しいし、何となく美味しく感じる気がする。

用途に応じて、道具を選び、購入する。
そして手に入れた道具と、どう付き合っていくのか。
それは、自身の価値とも関連している気がする。

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