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サービスを閉鎖するに至った根本的な理由

何年か運営放置していた技術記事投稿サービスを閉鎖することにした。

別に放置していても良かったのだけど、よくわからない海外の妙な宣伝記事が大量に湧くようになってしまっていたのでこのまま放置しているのも有害になってきたなと思っていたのと、記事投稿サービスということで画像貼り付けなどもあったのでサービス放置状態としても維持コストが微妙にかかっており、それがアドセンスの売上を上回っていたので金銭的にも続けるメリットがなくなっていた。

というのがぱっとわかりやすい表面上の理由。

というのも、それは絶対的な閉鎖理由にはならない。なぜなら有害な宣伝記事が増えるのであればフィルタリングするなり適宜BANするなりすれば良いのだし、売上が無いのであれば別途改善するための施策を探せばよい。やろうと思えばまだまだやれることはある。

だから理由ではあるのだがそれがトドメを指したわけではない。結局のところトドメを指したのは自分自身。モチベーションがなくなったから閉鎖することにした。

原動力

サービスを維持できる原動力、それはたった一つしか無い。モチベーション。つまりそれを維持できなくなればサービスは自然と終わる。

僕の場合、単にモチベーションがなるなるというパターンだけではない。僕はいろいろなことに興味をもっていろいろなことをやりたくなるので、どうしてもそれぞれ今やっていることの中から優先順位が生まれる。最終的に自分が続けたいか続けたくないかに関わらず、その優先順位によってもモチベーションが消えるパターンが生まれてしまう。

今回もそのパターンだろう。別に赤字もたいした額ではなく続けていても支障はないレベル。邪魔な記事も気にしなければいいだけ。そもそも元々ユーザー登録を停止して該当ユーザーを一度削除してやろうと思っていた。ただ、モチベーションの動きによってそれさえもやる気力が生まれなくなっていた。

それは今ちゃんとやりたいサービスを運営しているため、他の収益もなく、ちょっと手を入れただけでは大きな成果を得られないであろうことに費やすモチベーションも時間もないということも一つの理由となっている。

閉鎖するのはこのサービスだけではない。最近はGoogle PlayやAdMobも厳しくなってきており、最新の形に準拠したアプリでなければどんどん停止させられていってしまっている。すでにいくつも停止&削除されている。

元々アプリはそういう側面があることはわかっていたが意外とそんなには削除されたりはしないんだなーと感じたりもしていたので結構ちょっとしたアプリを量産していた時期もあった。しかしそれらはどんどん削除されていっている。だんだんとストア側も厳しくなってきた。記念として残すことすらもできないし、アプリをたくさん作って並べて悦に浸ることができる時代ではなくなってきた。

古いアプリはちゃんとアプデしていくのも難しい。昔のPCで作っていた場合は環境構築も難しかったりそもそももう不可能だったりするし、難しいというか無理だったりする。去年から今年にかけて本当にGoogle Playでのアプリの削除ラッシュが続いているのでもうちょっとしたアプリをリリースする気力は完全に失せてしまったので今後も行うことはないだろう。

作るもの

じゃあ今後何を作っていけばいいのか?

ここまでのことを考えれば明白ではあるが細々したよくわからないものを量産するのではなく、しっかり続けたいと思えるもの、つまり自分にとっても開発をやめたくないと思えるくらい有益となるものをちゃんと作っていくべきだろう。

頑張れば頑張るだけ収益が伸び、もしくはどこかにそれなりの額で売却ができるようなもの。もしくはお金ではなくそれを運営しているだけで自分を多くの人に知ってもらえるような多大な宣伝効果を得られるようなアプリだったり、その他もう運営をやめれないと思えるような大きな意味のあるアプリだったりの可能性もある。

とはいえサービス運営。そう思って作ったところでそうはならないし、そう思わず作ったものがそうなる可能性がある。頑張って考えたところで何が正しいかはわからない。今やっているものもそうだが何のきなしに適当に作ったものが使ってもらえるようになる場合もある。

結局のところ作ってみるというところからは逃れられない。そもそも損得関わらず、作りたいと思ってしまったものをつい作ってしまう、それが個人開発。

結局は何もわからないし何を書いているのかも正直わからなくなってきた。

とにかく一つ言えることは最初の話と全く関係すら無いがGoogleさん色々消しまくってくるのまじでひどすぎる……。

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